生理とストレス

生理痛(月経痛)とストレスはセットで考えられる程、切っても切れない縁です。生理痛のストレスが緩和されれば、毎週期の生理に対する嫌悪感や疲労感も少なくなります。

ストレスを感じる部分は人それぞれです。その分、ストレス解消方法も自分に合った方法を見つける必要があります。

ストレスは放っておくと、当たり前になってしまいます。生理がくると必ずストレスがあるという認識は、生理期間ををさらに憂鬱にさせます。当たり前ではなく、どうしてストレスがあるのか考えてみましょう。

経血量によるストレス

経血量によるストレス

・下着や衣服の汚れが気になる。
・経血量が多い時の頻繁な交換が疲れる。
・経血量が多いことでファッションが制限されてしまう。

生理中は経血の量も気になります。一般的に生理2~3日目は経血量が多く、生理痛などの不快症状も目立ちます。

経血量が多いと、下着の汚れや衣服に付着しないかなど出先では注意をはらう必要があり、それが更にストレスを増長させます。

特に服装も腰回りがタイトだったり淡い色合いだと気になり、選ぶ服も限られることがあります。経血量の多い日の外出時は、余計な心配が増えるのでファッションを制限することもストレスです。

経血量の多い日は立ち座りのタイミングも気になります。電車やバスでも座る度に出血があると、なかなか長時間の移動も気楽になれません。

生理中のナプキンやタンポンの交換は自宅では楽ですが、外出時は気を遣います。悟られないようにポーチ等に入れて持ち歩きますが、急に生理が始まった時は焦ってしまいます。

最近はタオルハンカチの一部がファスナーで開閉でき、中に交換用のナプキンやちょっとしたメイク用品をしのばせることができるタイプもあり、人目を気にせず持ち歩けるアイテムが増えています。外出の多い人にお勧めです。

生理用品による肌ストレス

生理中に使用するナプキンやタンポンは、自分にあった商品を見つけると安心です。

生理用ナプキンは羽根付き、羽根無しで好みが分かれます。商品によっては、羽根の粘着が自分のショーツと合わずにすぐはがれてしまったり、衣服にはりついて交換できないこともあります。

自分にあった生理用品を見つけるためには、各商品のサイトで機能や特徴を調べたり口コミを気にすることも近道です。でも、1番正確なのは自分で試してみることです。

特に最近の生理用ナプキンで注目されているのは「肌ストレス」です。使い心地が悪いと肌にもストレスがかかるという意味です。

生理痛によるストレス

頭痛のストレス

生理痛によるストレスは、痛みや症状が緩和されないと毎週期のように悩むことになります。

生理痛による頭痛の症状が強いと、耳に聞こえる音や会話すら不快に感じます。人ごみの雑踏でも雑音が気になって頭痛が治まらないことがあります。

外出先や仕事で電話を使用する時は音量が気になったり、頭痛のせいで会話に集中出来ずにイライラしがちです。

生理痛による頭痛の影響は対人面だけではなく、集中力にも影響します。仕事はもちろんですが、頭痛の酷い時の運転は注意力が散漫になりがちで危険です。

腹痛のストレス

生理痛による腹痛のストレスは痛みによって、人それぞれのようです。仕事や学校などでは腹痛を我慢する人も多いと思われますが、我慢を続けることで更に症状が悪化してストレスが溜まってしまいます。

キリキリと差し込むような腹痛の時は冷や汗をかいたり、人と接することも出来ない場合があります。この場合は会社や学校、人との約束をキャンセルしたくなります。キャンセルした申し訳なさと、キャンセルしたくてもできない辛さはどちらもストレスです。

生理痛の中でも下痢気味の腹痛は、周囲の目が気になります。特に外出先のトイレの場所や混雑しているかどうかは、出掛ける度に気になるものです。

倦怠感によるストレス

生理中のだるい気分は、全ての行動が面倒になったり人付き合いがおろそかになりがちです。

生理中の倦怠感(けんたいかん)がある時は、気晴らしに騒いだり出掛けることでストレスが軽減される人もいれば、家でゆったり1人の時間をくつろぐことで気持ちが和らぐ人もいます。

だるい気分が毎週期のように続く時は、生理中だけでも生活リズムを見直して、自分が気楽になれる過ごし方を見つけてみましょう。

だるさやモチベーションが上がらない時は、部屋の模様替えで心機一転すると気持ちがリセット出来ることがあります。本格的に模様替えをすると疲れるのでテーブル周りだけにしたり、タオルの色をかえることだけでも変わります。観葉植物も目で癒されます。

優しい色合いのファッションで気持ちを落ち着かせてリラックスすることも効果的です。元気いなりたいからと赤やオレンジの原色を集めると逆に疲れることもあるのでパステルカラーから取り入れることがお勧めです。

生理ストレスと上手に付き合う

生理によるストレスは女性にとって、1度は経験することです。イライラやだるい気持ちもありますが、生理がくることは自分の体を知るには良いことでもあります。

・経血量で体調チェック。
・子宮内膜の不要なものが経血として排泄できる。
・基礎体温を付ける際、排卵期を知る目安になる。
・毎週期、子宮内膜が新しくなってふかふかのベッドができている。

生理による経血チェックは、婦人科系の病気を早期発見するきっかけにもなります。経血量が多い、激しい腹痛やおう吐を伴っている生理が続く時は婦人科に相談します。

生理は妊娠したい人にとっては、自分の体を知る1つの目安になります。不要なものを排泄して子宮内は新しく生まれ変わり、ふかふかのベッドを作る準備を進めるので、一概に生理は不快というだけではないのです。