免疫力をあげる食品

妊娠中も免疫力を高めて、ウイルスや病原菌に強い体をつくるお手伝いをしている食品をわかりやすくまとめました。免疫力を維持するためには継続が大切です。このページでは妊娠中も食べることできる食品を紹介しています。

免疫力アップの基本

食品から免疫力をあげていきたい時に、3点だけ気をつけてほしいことがあります。

・1日だけではなく長期間定期的に食べること。
・その食品1つに限定せずに、他の食品も食べること。
・それぞれの成分が逃げない調理法にすること。

赤ちゃんへの影響は?

胎動

妊娠中は赤ちゃんを異物と判断しないように、免疫力が自動的に下がるという考えもあります。でも、だからといって無防備になるわけではありません。

もしも赤ちゃんのために免疫力が抑えられていたとしても、健康な母体でお産まで頑張るためには、その免疫力を維持する必要があるのです。

食品で栄養摂取できますが、栄養摂取で赤ちゃんの生命を危険にさらすことはありません。安心して栄養のある食品を選び、妊婦の免疫力を維持してください。

ヨーグルト

ヨーグルトの乳酸菌(にゅうさんきん)は免疫力アップが期待できるという研究が進められています。ただ、効果が人それぞれなので摂取するヨーグルトによって、同じ量でも免疫力が変わることはあります。

ヨーグルトの乳酸菌は善玉菌なので、ヨーグルトを食べることで必然的に善玉菌が増えるのです。そして善玉菌は、様々な不調の原因にもなる悪玉菌(あくだまきん)を増やさないように腸内をガードしてくれます。

腸内のバランスが安定します。腸には免疫細胞の1つであるリンパ球が存在して、腸まで届いた病原菌やウイルスを捕まえます。

もしも腸でウイルスや病原菌が活発になったら、腹痛や下痢をひきおこしてしまうことも考えられます。かだら、お腹がゆるい人は特に、乳酸菌で免疫力をあげることをおすすめします。

ちなみにヨーグルトはメーカーや種類によって、成分が異なります。カスピ海ヨーグルトはクレモリス菌という独自の菌を持っています。カスピ海ヨーグルトは酸味の少なさと、ちょっと粘り気の強さが特徴ですが、これがヨーグルトの菌の一種です。

クレモリス菌はインフルエンザ予防効果や風邪対策にも効果を発揮していると考えられ、妊娠中であまり薬を飲めない女性にとってはとっても興味のある食品です。

モロヘイヤ

モロヘイヤは全体的に高栄養の野菜として有名ですが、皮膚やのど粘膜、鼻粘膜を強化してウイルスに対する抵抗力を高めるビタミンA含有量はトップクラスです。

モロヘイヤは刻むとネバネバした切り口になりますが、これは山いもと同じでムチンという栄養成分の影響です。消化酵素として食物の消化・吸収をサポートし、内臓の調子を良くしてくれます。

かぼちゃ

かぼちゃかぼちゃのもつβカロチン(ベータカロチン)が免疫力を高める働きをします。βカロチンは皮膚や粘膜がもともと備え持っている抵抗力をパワーアップさせてくれます。

βカロチンは食べにくいけれど皮や、中心部分のワタに多く含まれています。ワタはかぼちゃの種と一緒に取り除かれることが多いのですが、免疫力アップを考えたら一緒に調理することがおすすめです。

他にもかぼちゃはビタミンA・C・Eが豊富で。この3セットは感染症予防のために抵抗力をつける栄養素です。ビタミンEに関してはトップクラスの含有量なので、定期的に食べることで妊娠中の風邪を予防しましょう。

にんじん

にんじんもβカロチンが豊富です。にんじんの鮮やかなオレンジ色こそβカロチンの色です。体内にはいると必要量だけビタミンAに変わります。

ビタミンAが皮膚や細胞を活性化して、のど粘膜や鼻粘膜を強化します。だからウイルスや病原菌の他にも、花粉症に困っているときにおすすめです。

にんじんの場合は、生食ではβカロチンの効果はあまり摂取できません。油で加熱すると吸収率がよくなります。

にんじんが苦手な人は、すりおろして卵焼きにすると味が目立ちません。そのときだけではなく、日頃から食べ続けることが大切なので色々な摂取方法を試してみましょう。

鶏レバー

鶏レバーは肉類のなかでもビタミンAが豊富です。鉄分も含まれているので、免疫力を維持しながら、妊婦に不足しがちな鉄分も補充できます。

レバーは独特の食感が苦手な人も多いのですが、栄養価が高いので1日に少し食べることができれば大丈夫です。

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