妊娠線できやすい人、できにくい人

あなたは妊娠線ができやすいタイプ?安定期から気をつけたい妊娠線には、できやすいタイプとできにくいタイプがいます。妊娠線のできやすい条件をチェックしてみましょう。

妊娠線のできやすい条件

妊娠線のできやすい条件は沢山あります。1つでも条件が当てはまると、妊娠線のできる可能性が高くなります。だから多くの妊婦さんが、妊娠中期以降の妊娠線に悩んでいるのです。

急な体重増加

妊婦の体重増加

妊娠6ヶ月ころから、安定期で過ごしやすい反面、つわりが消えて食生活には新たな問題があがります。今まで不快感で食べることのできなかった食べものが、とても美味しく感じるのです。今度は食べ過ぎに気をつける必要があります。

食べ過ぎとは別に、好きな調理をひたすら食べたくなる衝動にもかられます。今まで意識していなかったのに、揚げ物が大好きになったり、毎日甘いものやアイスクリームが手放せなくなる妊婦さんもいます。

こうした食生活の変化が原因で、急激に体重が増えるとお腹周りの皮膚はつっぱるようになります。お腹が大きいだけではなく、体重増加でさらに皮膚面積が必要になるからです。

腕の皮をつねるとわかるように、私たちの皮膚表面は引っ張ると伸びます。だから、急激な体重変化でも皮膚が切れることはありません。

ただ、その下の皮下組織は伸びが悪いので、切れるまではいかなくても亀裂が入ってしまい妊娠線を作ってしまいます。だから、元の体重に関係なく急激な体重増加は妊娠線をつくるきっかけになります。

安定期も運動不足

妊娠中は無理な運動は控えるべきですが、まったく体を動かしていないと運動不足から筋肉が衰えます。

特に妊娠6ヶ月以降は体重増加が目立つので、ウォーキングなど可能な範囲で運動を取り入れておかないと、不要に体重増加してしまいます。

運動不足の続く妊婦さんは、太もものやわらかい部分に妊娠線ができやすいようです。運動をしていないので筋肉が少なく、皮下脂肪が増えている状態だからです。

胸が張ってサイズアップ

妊娠6ヶ月以降は、お腹だけではなくバストラインも変化します。乳腺が発達して、赤ちゃんに母乳を飲ませる準備が始まっているからです。

サイズに関係なく、妊娠中に急激にサイズアップした妊婦さんは妊娠線に注意してください。

もともと皮下脂肪が多い胸には妊娠線ができやすいので、1度できると広範囲に広がることが心配です。また、産後も授乳時に妊娠線の跡が目につくので、妊婦自身がとても気にしてしまう場所でもあります。

乾燥肌が目立つ

妊娠線の予防

乾燥肌が目立つ妊婦さんは、脂性肌よりも妊娠線ができやすいです。乾燥した肌は柔軟性が減っていて伸びにくいので、亀裂を作りやすいのです。

皮膚表面の柔軟性が高いほど、体重増加で皮膚が伸ばされても対応できます。肌表面が乾燥していると、すでに肌にひび割れができます。ひび割れている場所の伸びは悪いので、全体的に皮膚が伸びずに妊娠線が強く出てしまいがちです。

皮下脂肪が厚い

皮下脂肪は伸びにくいので、皮下脂肪が多いほど伸びにくい部分が多いと考えられます。だから妊娠線も増えがちです。

でも妊婦にとってお腹周りの皮下脂肪は、子宮を温めたり外部からの刺激のクッション的な役割を担っているので、100%不要なものとは言えません。

多胎妊娠

双子や三つ子の多胎妊娠の場合は、赤ちゃんの数だけ子宮も大きくなります。そのぶん表皮も伸びるので、皮下組織もひっぱられて亀裂が生じやすくなります。

多胎妊娠の妊婦さんの場合は、妊娠中期以降、お腹の下側を鏡でチェックしてください。あまり目の行き届かない場所の妊娠線は放置されやすいので、「見えにくい」と感じる場所には早めに予防クリームを塗るように心がけます。

小柄な妊婦さん

小柄な妊婦さんは、もともと皮膚面積が狭くなりがちなので妊娠でお腹が大きくなったり、腰回りがふっくらするときに皮膚がひっぱられます。

小柄に加えて皮下脂肪が多くて運動不足の人や、多胎妊娠の人は妊娠線ができやすいので早めに対策を始めましょう。

2人目以降の経産婦さん

経産婦(けいさんぷ)さんも妊娠線に気をつけてください。前回、妊娠線が出た場所を覚えていますか?その場所は皮下組織が伸びにくいウィークポイントです。

同じところにまた妊娠線ができると、跡が目立ちやすくなります。重点的にマッサージや予防クリームを使うことをおすすめします。

妊娠線のできにくい条件

体重増加が少ない

体重増加の少ない妊婦さんは、妊娠線ができにくいとも考えられます。

個人差はありますが、妊娠中の体重増加は筋肉よりも皮下脂肪がつきやすいです。皮下脂肪は伸びにくいので妊娠線をつくりやすいのです。

ただし子宮や赤ちゃんの成長を考えても、まったく体重増加しないわけにもいきません。妊娠中の体重増加は、ある程度は必要なことでもあるので難しいところです。妊娠線を防ぎたいあまりに体重を気にして、必要な栄養素が摂取しないのもおすすめできません。

お腹のふくらみが少ない

出産に向けて、最も皮膚が伸びるのはお腹周りです。特に妊娠中期以降は、子宮のふくらみや赤ちゃんの成長が著しいので1ヶ月でも随分大きくなります。

お腹のふくらみは人それぞれで、個人差があるものです。でも、お腹がふくらんで皮膚表面がひっぱられるので、お腹のふくらみが少なければ皮膚のひっぱりも少なく済みます。

妊娠線予防クリームを使用中

妊娠線は皮膚の硬さや乾燥で、伸びが悪いときに出やすいようです。そこで妊娠線を予防するクリームやジェルでマッサージをして、肌の伸びをサポートします。

妊娠線予防クリームを使っていても、妊娠線はできることがあります。確実な予防方法ではありませんが、何もしないでいるよりも症状が軽くなる傾向にあります。






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