妊娠中のくしゃみと腰痛

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妊娠中にくしゃみをした途端、急に腰が痛くなることがあります。くしゃみで腰痛になる原因と対策、妊婦に気をつけてほしいことをわかりやすく説明。

くしゃみと腰の関係

くしゃみくしゃみをするとき、お腹に力が入りがちです。くしゃみをするときにお腹に力が入るのは腹圧がかかって筋肉が張るからです。特にお腹の赤ちゃんが育って、子宮が膨らもうとしているときは筋肉が張りやすく腹痛を感じやすくなります。

では、くしゃみと腰はどうでしょうか?くしゃみをして腰にズキンと痛みがくるときも腹圧がかかっているケースが多いようです。くしゃみで、お腹に急に力が入ってしまうときの姿勢を思い浮かべてください。背中をのけ反らせるよりも、丸めてかがむような姿勢になりがちです。

くしゃみによる腹圧でお腹を守ろうと、腰をかがめると今度は腰痛を引き起こす可能性が高くなります。もともと、くしゃみによる腹圧はお腹だけではなく腰椎(ようつい)や腰周辺の筋肉にも影響を及ぼします。

妊娠中はお腹を守ろうとする本能が強いので、特に腰をかがめてお腹以外に刺激を分散させたくなるのです。

くしゃみから、ぎっくり腰

くしゃみを1回しただけで、腰に激痛がはしって動けなくなったり立ち上がることが困難になると、ぎっくり腰の可能性があります。もともとお腹の重みで腰痛になりやすい妊婦さんに気をつけてほしい腰痛トラブルの1つです。

妊娠中のぎっくり腰は、起き上がったり、椅子から立ち上がるのにも時間がかかります。腰への負担を減らして安静にして治します。そうならないためにも、腰痛に繋がらないくしゃみ対策が大切です。

腰を丸めない

くしゃみによる腰痛を防ぐためには、くしゃみをする瞬間に腰を丸めないことが効果的です。腰を丸める癖がある人は、くしゃみの瞬間に自然と腰を丸めがちです。

くしゃみをする瞬間の姿勢はクセになっているので簡単に直すことは難しいものです。もしも腰を丸めないようにしたいときは、肩を少し後ろにひいてみてください。自然と胸を張るので、腰が縦に伸びやすくなります。

力を分散させる

妊娠中は体のバランスがとりにくいので、どこか一点に負担を集中させるとそこが弱くなりがちです。例えば右足ばかりに体重をかけて立つと、右足の浮腫みが目立ちます。同じように、くしゃみのたびに腰に刺激を集中させると腰痛が起きやすくなります。力を分散させることも試してください。

立っているとき

くしゃみ妊娠中のくしゃみで腰を丸めないように、立っているときは手すりにつかまってみましょう。テーブルや台に手をまっすぐつきます。くしゃみの瞬間は手のひらからぐっと力を押し出すように意識します。腰に集中する力を分散させることが目的です。

座っているとき

姿勢を正して、なるべく前かがみにならないように意識します。両手でタオルなど身近なもの掴むと、お腹と腰以外に力が分散されます。

横になっているとき

妊娠中に横になっているとき、くしゃみが出そうになったら布団や枕を抱えてみましょう。それ以上前のめりになれないので、極端に丸くなることは避けることができます。仰向けなら両足を広げて膝を曲げます。横向きに寝ているときは、膝を曲げると腰も丸めたくなるので、前後に足を開いて走っているような形にするのもおすすめです。

腹帯を活用する

妊娠中のくしゃみには腹帯も活用できます。腹帯は、お産の軽い犬にあやかって妊娠5ヶ月の戌の日に安産祈願として巻きます。

腹帯は安産祈願以外にも衝撃から守ったり、大きくなる子宮を支えてお腹や腰の筋肉負担を和らげる効果が期待できます。季節や環境によっては保温効果もあります。くしゃみの際も姿勢を崩しにくく、腰への負担が和らぎます。

ただし腹帯は、お腹が大きくなる妊娠中期以降の使用がほとんどです。腹帯を使用しない時期もあるので、期間限定の対策方法と言えるでしょう。

妊娠中のくしゃみは我慢すべき?

妊娠中のくしゃみは「お腹に響く」「腰痛になる」といった理由で我慢すべきか考えました。実際にくしゃみをしたくなると、お腹に力を入れて我慢することもあります。かえってお腹に力が入るので困ります。

くしゃみは外部からのほこりや雑菌を侵入させない働きや免疫アップ効果もあるので、基本的には我慢しません。気になるようなら鼻うがい、鼻周辺のケアで花粉やほこりの侵入経路を掃除することもおすすめです。

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