お腹の張りを和らげる

妊娠中のお腹の張りを和らげて、痛みやつっぱりをおさめる解消方法を紹介します。お腹に負担をかけずに体全体をリラックスさせることがポイントです。

横になる

妊娠

妊娠中にお腹が張ったら休息が必要です。心臓が下だと血流が滞りやすく、苦しく感じる人もいるので横になったときに心臓が上になるように、右腕を下側にして横になります。

お腹が大きくなると横になっているつもりでも、お腹が前面に倒れがちです。横になったときに、どちらかの足を前に出すとお腹から倒れるのを予防できます。このとき、両足の間にクッションや枕を挟むとバランスがとりやす、ラクな姿勢になります。

右腕は自分がバランスを取りやすい場所で大丈夫です。妊娠中に関しては体のバランスが取りにくいので、こだわらずに自分がラクになれる姿勢を探してください。胸が圧迫されて息苦しく感じるときは、枕を高くしてみましょう。

横になったら深呼吸をゆっくりしながら、お腹を保護するように温めてください。30分ほどで落ち着いて、他に症状がなければ無理をせずに動いてください。起き上がるときはお腹に力が入らないように、足よりも先に両手をついて立ち上がります。

床から起き上がるときは注意が必要です。足だけで起き上がろうとすると、お腹に力が入りやすいので心配です。手をかけることのできる手すりやテーブル、椅子を近くに置いておくと便利です。

背もたれのある椅子

妊娠中は背中にかかる負担も大きいので、お腹が張ったらできる限り、背もたれのある椅子やソファーに座って背中をラクにしてあげましょう。お腹を支えるために、背中はいつもお腹を支えるために力が入っています。

妊娠中に背中に力が入るのは、無理な姿勢を続けていることになるので腰にも負担がかかります。腰と背中が痛くなるようなら、お腹を守って背中をのけぞらせている可能性が高いです。

背もたれに背中を預けると、上半身の筋肉の緊張がほどけます。そのまま30分ほど休憩してください。痛みや出血もなく、張りがおさまれば大丈夫ですが、背中や腰が痛くなるようなら姿勢を見直してください。

あぐらをかく

瞑想

妊娠中にお腹が張ると、横になってリラックスすることを思い浮かべますが、あぐらもお腹に負担をかけずにリラックスできます。お腹の張りがわずかな時やおさまったときにリラックスできるように試してください。

座るときは、お尻部分にクッションシートなどをあてて、かたい床に直接座らないようにします。特に妊娠後期は赤ちゃんも成長して子宮も重くなるので、急にかたい床に座ると尾てい骨にダメージを与えることがあります。

妊娠中にあぐらをかくときは、お腹を上から乗せる感じで、座ってみてください。体調が良ければそのまま腕を垂直に伸ばして、腕から脇を伸ばすと筋肉の緊張がほぐれます。片腕ずつゆっくり回すのも効果的です。張りの様子をみながら、無理ない範囲で試してください。

あぐらは股関節を伸ばすので、子宮の重みで筋肉がつかれているときには気持ち良いです。でも子宮口が開きかけているときは、骨盤を開いてお産を進行させるので注意してください。あくまでもリラックス目的です。腹痛や他症状があるときも控えめに。

水分をとる

お腹の張りのなかでも下腹部がカチカチになるような便秘の張りは、水分摂取を心がけて解消します。妊娠中の便秘は水分を吸収して、便を柔らかくすることから始めます。あまり便が硬いとお腹に力がはいってしまいます。

張りや違和感のある状態が不安だったり不快感がある場合は、水分をとって落ち着くことも必要です。炭酸が飲みたいときは無糖の炭酸水にして、糖分の摂りすぎには注意してください。

張り止め薬

お腹の張りが赤ちゃんや、妊娠経過に影響すると判断されたら張り止め薬が処方されます。妊娠中の薬は一切飲まないように心がけている妊婦さんもいますが、張り止め薬は明確な理由があって医師が処方しています。

副作用で息切れや動悸がはげしくなるケースもあるようですが、合わないときはすぐ中止して相談してください。また、お腹が張ったらすぐに服用するのか、30分ほど様子をみてもおさまらなければ服用するのかも確認しておきましょう。




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