2016/8/11

妊娠中の夏バテと貧血対策

妊娠中の夏バテと貧血の関係。毎日の鉄分補給に鉄鍋と鉄瓶のメリットとデメリット、食事で鉄分を摂取するときのポイント、マタニティーブレンドティーで鉄分補給など。

夏バテと貧血

青空妊娠中はつわりや体調不良、気分の高低差が激しくなって食欲が減少することがあります。特に夏は食欲減少で体力が落ちて、夏バテすることも。でも実際は夏バテ以外にも、体が貧血症状を起こしている可能性もあります。

立ちくらみでフラフラする、目まいがする、だるい、気分がよくないといった症状を「夏バテだから仕方ない」と我慢していませんか?もしも鉄分不足の貧血なら休息だけでは回復しません。鉄分を意図的に摂取することが必要です。

特に妊娠中は赤ちゃんへ酸素や栄養分を運ぶために血液を沢山つくります。おなかの赤ちゃんのためにも夏は水分だけではなく鉄分補給も心がけてみましょう。

鉄で沸かす

妊娠中に買い物や、鉄分の多い食品を使った料理ができないときは鉄瓶(てつびん)や鉄鍋(てつなべ)を活用します。鉄の鍋で料理をすれば水分には鉄分が溶け込みます。時間があれば鉄鍋でご飯を炊くことも可能。鉄瓶で湯を沸かせば鉄分の含まれた湯ができあがります。

鉄瓶

ところがお茶に含まれるタンニンが鉄分の吸収率を弱めるので、せっかく鉄瓶(てつびん)で沸かした湯もお茶を煎れると効果が薄まります。もしも鉄瓶から鉄分の含まれた水分を飲むなら、タンニンの含まれていない麦茶がおすすめです。

鉄鍋は購入後にお湯だけで洗ってフキンで拭き取ってから火にかけて空焚き、乾いたら冷まして油を塗ってまた加熱、もう一度お湯だけで洗って乾燥させるのが購入後のひと手間です。これをしっかりやれば油がなじんで長く使うことができます。ポイントは洗剤は使わないこと、乾燥させることです。

鉄瓶も購入後はお湯を沸かして捨てる工程を3回ほど繰り返して、最後は乾燥させます。鉄鍋も鉄瓶も購入後のひと手間で、長く使える調理道具になります。

何度も買い替える手間が省けるうえに鉄分も吸収できるのはメリットです。ただ、多くの鍋製品は手で持つ部分も鉄なのでヤケドに注意してほしいことと、濡れたまま放置すると錆びてしまうことがデメリットです。

鉄分メニューを1品

鉄分は1日の料理で鉄分を意識した食材をつかったメニューを1品追加してみましょう。全てのメニューに鉄分を意識すると大変なのでストレスが溜まります。貧血対策に1品加えると考えてください。

おすすめは、ひじき・小松菜・納豆・あさり・木綿豆腐などです。どれも食品自体のカロリーが低く妊娠中も安心です。非ヘム鉄の野菜は健康的ですが吸収率は弱いので、ビタミンCの含まれるレモンを加えたサラダが簡単です。

鉄分の多い食品は沢山ありますが、レバーは妊娠初期は要注意。レバーはビタミンAも豊富なので妊娠初期に摂りぎると赤ちゃんの成長にリスクを与えることが心配です。妊娠すると「鉄分をたくさん摂らないと!」と考えがちですが、大量に食べる必要はありません。レバーの焼き鳥なら1かけらで十分です。妊娠初期の摂りすぎには気をつけましょう。

ハーブティー

妊娠中の貧血対策で食生活や調理法を変えることが負担なときは、マタニティブレンドのハーブティーもおすすめです。ハーブには様々な効果があるので妊娠中は、子宮を刺激してしまうものも。妊娠中はマタニティー専用のハーブティーが安心です。

鉄分吸収効果のあるマタニティブレンドもあるので、お好みで飲み比べてみましょう。汗をかいたときはアイスで、冷房で冷えたときはホットで飲んで体を温める効果も活用してください。子宮が膀胱を圧迫してトイレが近いときは、就寝前の飲みすぎに注意。

鉄分意識は妊娠中期以降

鉄分メニューのレバーでも説明しましたが、妊娠初期に鉄分を摂取しすぎると細胞をつくっている段階の赤ちゃんに良くない影響を与えることはあります。だから意識的に鉄分を摂取するのは妊娠中期以降で大丈夫です。

ちょうど妊娠中期以降は赤ちゃんの体も成長が進むので、ママの体内の血液は2倍以上の生産量になります。そんなときに良質な血液を赤ちゃんに届けることができるように、鉄分摂取を意識してみてください。

とはいえ、妊娠初期でも夏にフラフラしてしまったら危険です。暑い季節は食欲も落ちやすいしキッチンで火を使うだけでも暑く感じるものです。大変なときは手作りにこだわらずに、惣菜や外食も利用したり楽しみながら食事をしましょう。

食欲を落とさないことは貧血予防に繋がります。体重増加も気になるけど、体力あっての妊娠継続です。しっかり食べて夏を乗り切りたいですね。

2016・8・11 e-妊娠、みみいペン


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