妊娠中の正月準備

正月事始めは12月13日、ここから正月を迎える準備が始まります。大掃除やお節料理の準備で体に負担がかからないように、妊娠中の正月準備で気をつけたいことをやさしく説明します。

正月事始め(しょうがつごとはじめ)

門松

正月事始めとは、正月を迎える準備をはじめることです。昔は「松迎え(まつむかえ)」といって正月用の門松や薪を吉方の山にとりにいく日でした。現在では新暦の12月13日が正月事始めに当たります。

12月13日は二十七宿(にじゅうななしゅく)という天体の位置をあらわす分割法の1つで、鬼の日と呼ばれます。聞こえは怖いのですが、鬼の日は婚礼以外のすべてが吉とされるので正月の神様を迎える日に選ばれました。ちなみに2016年12月13日は先勝です。地域によっては12月8日など多少の前後があります。

妊娠中は体調優先なので、正月事始めの日程に必ず合わせなければいけないとは考えません。でも正月事始めの前後で「そろそろ正月を迎える準備をしよう」と考えてみましょう。この日程なら無理せずゆったり正月準備を始めることができるメリットもあります。

煤払い(すすはらい)

正月事始めは煤払いからはじめます。江戸時代は薪や炭で火をおこしていたので、壁や天井に煤(すす)がついてしまいます。正月の神様を迎える前に、煤を払って1年間の汚れを片付けて福を呼び込みたいという習わしです。

妊娠中は壁や天井の汚れをとろうと足を踏み外すことが心配なので、まずは窓を拭いたり手すりの掃除を始めます。普段は見落としがちな細かな掃除の中でも、体に負担のないことを選んでください。

妊娠初期はにおいに過敏になりやすいので、マスクがあると便利です。妊娠中期以降も肌が敏感になっているので、強力な洗剤は手袋をしたり手洗いを励行してください。

妊娠中に早めに済ませたいのはカーテンやマットなど、大型の洗濯です。天候の良い日に家族に手伝ってもらいます。

ちなみに煤払いは家だけではありません。普段使っている車や自転車も、正月までに綺麗にする計画を立てます。身の周りを綺麗にして、正月を気持ちよく迎えましょう。

松迎え(まつむかえ)

正月事始めの松迎えは、玄関に飾る門松を準備することです。現代なら門松を置かずに正月用のリースや飾りを準備しはじめます。年末ギリギリに飾って慌てて正月を迎えるよりは、早めに選んでクリスマスが終ったあとの吉日に飾ることをおすすめします。

松迎えが済んだら、正月用のお供え物としてお歳暮を贈る習わしもあります。正月事始めが終って、正月を迎える用意が終わるころに届くようにと考えられています。地域によって異なりますが、あまり年末ギリギリにならないように気を付けてください。

妊娠中は混雑した場所に買い物にいく回数は減らしたいので、体調の良い日を選んで早めに動き始めたほうが安心です。

妊婦のおせち準備

妊娠中の正月料理は、手作りや食材にこだわって母体に負担をかけないように気を付けてほしいです。立ちっぱなしや、中腰で調理を続けるとお腹が張りやすくなったり、就寝中にこむら返りがおこることもあります。

妊娠中の調理では、長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしは避けて、同じ姿勢が続いたらストレッチやマッサージ休憩をとります。足もとの冷えにも注意してください。

妊娠初期から出産まで、糖分と塩分の量も考えたいです。手作りする場合は、自然のうまみやダシを活用して砂糖と塩の量を減らします。体を温める効果のある根菜類は積極的に使いましょう。おせちにこだわらずに、体を温める料理を優先するのも妊娠中は大切です。

適度に手抜き

正月準備は寒い時期にまとめて行うので、無理をすると体を冷やしたり疲労からお腹が張りやすくなります。買い物が増えれば、外出も増えてインフルエンザなどウイルス感染の機会が増えるのも心配です。

妊娠中は通販や掃除のサービスなど、活用できるものを取り入れたり適度に手を抜くことも母体を守る方法の1つです。


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