2015/9/12

妊娠中の悪天候、外出をおさらい

9月は台風による悪天候が続く地域もあります。急な雨で気温の低下も目立ちます。雨や雪など、妊娠中の悪天候で気をつけてほしいポイントを再チェックしましょう。妊婦は転倒による怪我や腹部への衝撃が心配です。

気象注意報について

妊娠中の悪天候妊娠中は焦ったり走って怪我をすることのないように、早めの行動を心がけてください。

気象注意報は気象庁が発表しています。悪天候が続く時は、テレビやラジオ、インターネットで災害の危険性や気象情報をチェックしましょう。(参考1)

位置づけとしては注意報の次に警報、さらに強く注意が必要な場合は特別警報となります。

気象注意報

悪天候でこれから災害がでる可能性があるとき「注意報」が発表されることがあります。もしも妊娠中の悪天候で注意報がでたときは、早めに帰宅、または室内で様子をみるようにしてください。

大雨注意報の場合は、低い場所への浸水が予測されます。雨が続けば地下鉄や地下駐車場から、身動きがとれなくなる可能性があるので気をつけてください。大雨注意報とあわせて洪水注意報がでたときは河川の水位があがる可能性を指摘しています。河川近くを歩いたり、車で通ることを避けてください。

注意報のあとで警報が発表されることも考えられます。地域によっては電車やバスの運行状況が変わることもあります。特に混雑が予想されるので、警報が発表される前の帰宅と安全確保を心がけてください。

気象警報

大雨警報や暴風警報など、悪天候時に災害のおそれがあると判断されると「警報」が発表されることがあります。さらに重大な災害や危険が及ぶと予想される場合は「特別警報」が発令されます。

大雨警報の場合は、雨の影響で地盤が緩んで土砂災害がおこる可能性があります。この警報は雨がやんでもすぐに解除されないケースも多く、ぬかるみの多い地面や水はけの悪い場所は避けてください。

もしも妊娠中の外出で警報が発表された場合、転倒や怪我に注意して安全な場所に移動してください。無理は禁物です。

避難勧告と指示について

悪天候時の避難についての指示は、原則として市区町村で判断して発表されます。 避難指示は、防災無線や地域の拡声器、消防団による呼びかけなどで伝えます。外出中はテレビやラジオ、インターネットの緊急速報でも確認できる情報があるので意識してチェックしましょう。

避難勧告が出た場合、妊娠中の外出は危険です。強制力はありませんが安全な避難場所に移動することを考えてください。

避難指示が出た場合、その地域で被害が現実に起こっている可能性も高く、外出先では早急に安全確保が必要です。避難勧告よりも強く避難することを促していると受け止めてください。

妊娠中は無理な移動でお腹が張ったり痛くなることを避けてほしいので、家族で避難するタイミングについて話しあいましょう。外出中の家族がおちあう避難場所や電話以外の連絡手段も決めておくと安心です。もしも避難する場合は、母子手帳と健康保険証も忘れずに持ってください。

災害ハザードマップ

市区町村では災害ハザードマップが作られている場合があります。土砂災害の危険がある場所や氾濫しやすい低い土地をチェックしておきましょう。外出中の悪天候で帰宅するときの、帰宅経路を考えることができます。

外出中の土地の情報を調べたい時は、国土交通省のハザードマップポータルサイトが便利です。(参考2)

災害の危険が出てから調べるのでは、サーバーが繋がらずに困ってしまうこともあります。あらかじめ出かける予定の地域を調べておくことをおすすめします。

滑りやすい通路を避ける

妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、体のバランスが取りにくくなります。雨などの悪天候時は歩く場所も確認しながら移動してください。

駅構内や建物ではタイルが危険です。普段は気になりませんが、雨や雪でタイル表面に水分が残ると滑りやすくなります。妊婦は、壁沿いや手すりに手が届く場所を歩いてください。

建物内でもデパートやコンビニ、スーパーの床は傘から落ちる水滴で、床が濡れている部分もあります。室内だからと安心して早足で歩くのは控えましょう。

階段は手すりにつかまる

外出時に階段を下りるときは、必ず手すりにつかまってください。もしも滑って足を踏み外すと、お腹を強打したり腰を痛めるおそれがあります。

駅構内で階段が混雑しているときは、エレベーターを利用するほうが安心です。下車すぐは混雑しやすいので、人混みが緩和されるまで待つ余裕ももって出かけたいです。

エスカレーターも注意

エスカレーターなら滑らないし安心なイメージですが、やはり悪天候時は足もとに注意してください。

妊婦は体のバランスが取りにくいので、手すりにつかまって乗り降りしてください。特にエスカレーターから降りるときはゆっくり、足もとを確保してバランスをくずさないよう気をつけてほしいです。

電車やバスは時間をずらす

電車やバスに乗りたいときは、時間をずらして混雑をさけたほうが安心です。通勤ラッシュ時は時間に追われている人も多く、足取りの早い人や走る人も見かけます。ぶつかったり押されて転倒することは避けたいところです。

妊娠中の電車やバスの乗車では、必ずしも座席に座ることができるのかわかりません。マタニティーマークも周囲に強制するものではありません。腹部が圧迫されることも心配なので、混雑した車両は見送ることをおすすめします。

駅のホームや階段は濡れた状態が続くので、なかなか乗ることができない場合は別経路やタクシーも考えます。

両手はあけておく

悪天候時のお出かけでは、両手が塞がることを避けてください。万が一、バランスを崩してふらついたとき、とっさに荷物を投げ出して手をつくことができるとは限りません。

ショルダーやリュックは手が空くので便利です。買い物の細々した荷物は、1つにまとめたほうがラクです。大きな荷物は後日引き取りや、配送を活用してください。

参考1:気象庁
気象庁 気象警報・注意報
参考2:国土交通省
国土交通省 ハザードマップポータルサイト

2015・9・12 e-妊娠、みみいペン


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