2015/11/28

12月の妊婦健診を忘れずに

12月は妊婦健診を忘れずに。年末年始は天候によっては急激な気温低下が予想される時期です。母体の妊娠状況や赤ちゃんの健康状況をチェックしてから年末年始を迎えましょう。

妊婦健診が大切な理由

出産への道筋ができる

雪"

妊婦健診は目に見える健康状態だけではなく、血圧や体重変化など記録していくことでわかる妊娠経過の様子をみていきます。

血圧の高い妊婦さんには血圧が高い状態が続くと母体や赤ちゃんにどんな影響があるのか、どうしたら血圧を下げて生活できるかなど医師の立場からアドバイスを受けることができます。これは血圧を測らなければわかりません。

体重変化についても、急激な体重変化によって考えられる妊娠トラブルや、お産への影響など体重変化から考えられることを予測することができます。ほかにも尿検査から糖を調べたり、妊婦健診では母体の健康管理の確認ができます。

赤ちゃんの状況を知る

なによりも妊婦健診では超音波検査・エコー検査と呼ばれるお腹のなかの赤ちゃんの成長や状況を確認できるメリットがあります。破水や出血がなければ大丈夫だろうと思っていると、実は臍帯が赤ちゃんに巻き付いていたり胎盤の位置に異常があったり、逆子になっていることもあります。こうしたトラブルはお産の時に母子の命にも関わります。

急なトラブルで役立つ経過記録

妊婦健診は母体だけではなく、赤ちゃんの成長と出産を安心して迎えるためにもとても重要です。検診の経過は母子手帳に記録されます。もしも旅行先や外出中にトラブルがあってかかりつけの産婦人科以外の病院に行くことになっても、母子手帳の経過報告があればすぐに適切な処置を行うことができます。

年末年始は休診が多い

年末年始は外出や帰省、旅行など普段と違う場所で体調悪化することも心配です。自宅にいてもかかりつけの病院が休診になる可能性もあるので、母子手帳の妊婦健診の記録がとても重要な情報になります。

いつでも、かかりつけの病院や担当医師が待機しているとは限りません。急なトラブルによって今まで診てもらったことのない医師や助産師のお世話になることは珍しくありません。先に逆子や胎盤トラブルなどがわかっていれば、それだけスムーズに診察やお産の準備が始まります。

クリスマス前の受診がおすすめ

妊婦健診に行くのはクリスマス前がおすすめです。産院側の指示がない限り、早めに予約日を決定しましょう。

クリスマス以降は年末年始に向けて込み合う病院も多くなります。総合病院など沢山の医師がいる場合は、年末年始にむけて担当医が不在になるケースも考えられます。

もしクリスマス前に妊婦健診を済ませていても、体調が悪くなったときまだ年末年始の休診になっていなければ再診をお願いしてください。再診の場合でも、直近の妊婦健診の記録があれば対応が早く、母体と赤ちゃんの不安が減ります。

旅行は妊婦健診を済ませてから

ナース

年末年始に旅行を予定している妊婦さんは、先に妊婦健診を済ませてから出発してください。特にさかごや前置胎盤(ぜんちたいばん)など帝王切開が予想されている場合は、日にちをずらしても受診して赤ちゃんの様子を確認してください。

赤ちゃんに安静が必要な場合や、子宮口が開き始めている場合は旅先で赤ちゃんにトラブルがおきたり、子宮口が開いて陣痛や破水が始まることも予測されます。妊娠月数によっては細心の注意が必要となるので、医師のアドバイスを仰いでください。

安定期の場合も、母体の体調が穏やかでも赤ちゃんの様子は要チェックです。妊婦の尿糖や血圧から旅行中に気を付ける点がないか、確認してください。

ちなみに海外旅行では、妊娠後期にはいると飛行機の搭乗が制限されます。医師の診断書や同意書が必要になる航空会社それぞれの規定もあります。ワクチン接種が必要条件になっている国や伝染病が流行している国への渡航は避けておきましょう。海外旅行にいくときは必ず妊婦健診を受けて医師に相談、自分でも現地の病院を調べておくことをおすすめします。

妊婦健診を受けたことがない場合

今まで忙しさや緊張、妊娠初期からのつわり症状で妊婦健診をうけたことがない妊婦さんは是非、年末年始を迎えるまえに早めに妊婦健診を受けてください。

妊娠が判明したばかりの場合は、まず産婦人科で妊娠判定をうけます。妊娠初期は赤ちゃんの機能が未発達でとても不安定です。超音波で子宮内に赤ちゃんのいる胎嚢(たいのう)があるのか、子宮や卵巣に筋腫がないか確認してもらいます。

妊娠週数が進んでいる妊婦さんは、赤ちゃんの成長の様子や心拍を確認することができます。

一度、妊婦健診に行きそびれると今度は行きにくくなるものですが、途中で産婦人科を変えたり、里帰りで新しい産科を探す妊婦さんも沢山いるので「初診は妊娠初期でなければ」という決まりはありません。まずは通いやすそうな場所や条件の産婦人科の初診を受けてみましょう。

2015・11・28 e-妊娠、みみいペン


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