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子宮頸がんワクチンの現状

子宮頸がんワクチンの現状について、わかりやすく説明します。子宮頸がんのワクチンは定期予防接種化されたにも関わらず、副反応の報告の多さから、わずか2ヶ月後の6月には厚生労働省が、一時的に定期接種を積極的に進めない方針に切り替えました。

子宮頸がんワクチン定期予防接種化の経緯

子宮頸がん子宮頸がんの予防ワクチンが、任意接種から定期予防接種に切り替わった経緯を、わかりやすく説明します。

そもそも子宮頸がんワクチンは、ヒトパピローマウイルス(HPV)のある種がが原因になる感染を予防するためのワクチンです。子宮頸がんも、ヒトパピローマウイルスの長期感染が原因として挙げられています。

以前は、「がんは不治の病」のように思われていましたが、現在は医学の進歩でかなり治療効果が進んでいます。それでも子宮頸がんは、発症したなかでも死亡に至る割合が高く、女性にとっては非常に怖い病気です。年間でみると何千人という患者が死亡に至っていることも報じられています。

そんななか、子宮頸がんワクチンは、原因となるヒトパピロ−ウイルスの中の2種を予防できると注目されました。この2種の型はウイルスが消滅しにくく悪化しやすいのです。

日本では任意接種として、子宮頸がんワクチンがありましたが、合計3回接種するので費用も高額でした。病院によって誤差がありますが、1回の接種で最低でも1万円以上はかかると認識されています。

そこで定期接種にくみこんで、平成25年4月1日から対象年齢ならば無償で予防接種をうけることが可能になりました。これで、さらに多くの人が子宮頸がんの予防対策をとれることとなりました。この時点でもワクチンの副反応や不安な意見がありましたが、これは次の項目でお話します。

定期予防接種の対象年齢は自治体で確認できますが、20代から患者が増加することを踏まえて、小学校6年〜高校1年相当の年齢の女性が対象です。

この年齢以外は接種できないというわけではありません。任意接種として受けることが可能です。ちなみに、妊娠中・授乳中の接種は安全性が確保されていないので控えます。

子宮頸がんワクチンの副反応

ところが、定期予防接種となった4月からわずか2ヶ月で、厚生労働省は定期予防接種である子宮頸がんワクチンを、一時的に積極的に勧めない方針に切り替えました。原因はワクチンの副反応です。(参考1)

もともとワクチンは全ての体調や体質に対応できるものとは断言できないので、その時の体調やアレルギーによって患部が腫れやすい人や、発熱するケースもあります。

でも子宮頸がんワクチンの副反応は、一時的な症状では終わらず、重症化するケースも報告されているので心配になります。

発熱や接種部位の腫れや痛み、アナフィラキシーの後、長期的な体のしびれや障害が残った報告も次いでいます。歩行困難になるほどの痛みを経験している人もいるそうです。

そもそも副反応と一言でいっても、症状は人それぞれです。そこが診断でも「これは絶対に副反応だ」とすぐに判断することも難しいことです。

ワクチンによる効果ばかりに目がいってしまいますが、ワクチンそのものの成分や副反応について、もっと知識を共有する必要があると感じます。

予防接種で安心していませんか?

16型と18型を予防します。でも、実際は原因となる型は他にもあるそうです。つまり、予防接種で子宮頸がんを100%予防できる人もいれば、他の型に感染して子宮頸がんを発病する可能性のある人も0ではないと考えられます。

つまり現在の子宮頸がん予防接種は子宮頸がんの予防対策であって、現時点で100%ウイルスに感染しないとは確約できないのです。

子宮頸がん定期健診が大切

星

だから予防接種をしたからといって、無茶をして大丈夫なわけではありません。

予防接種の有無に関わらず、20代以上では2年に1度は子宮頸がん検診を受けるように勧められています。でも検診については、予防接種ほど注目されていないようにも感じます。

病気や体の状態は、常に変化するものです。こまめな定期健診は健康を確認すると同時に、トラブルや不調を早期発見できるメリットがあります。

現時点では子宮頸がんのワクチンに不安や疑問が残っていますが、子宮頸がんは早期発見で子宮を温存して治療する可能性のある病気です。もしも、これから子宮頸がんのワクチンについて考える時は、子宮頸がん検診など、今後どうやって対応したらよいのかも知ってほしいです。

子宮頸がんは、女性にとって重要な場所の病気なだけに、噂話ばかりに惑わされずに、自分で情報を確認していきたいですね。


2013・8・11 e-妊娠、みみいペン


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