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風しんが流行の兆し

ウイルス

風しんが例年以上に流行しています。風しんは特効薬がないのでワクチンによる予防接種が効果的ですが、1979年4月2日〜1987年10月1日生まれの人はワクチンを接種していない人が多いようです。でもこの年代は今、妊娠出産を経験する人が多いので、風しんには充分気をつけてほしいのです。

1979年4月生まれの人は、2013年では34歳です。1987年生まれの人は2013年に26歳になります。もう一度、母子手帳などを見て、自分が風しんのワクチンを接種しているか確認してください。

風しん流行は広範囲

風しんの流行地域は広範囲です。1つの地域で流行しているからといって、他の地域は大丈夫だと思わないようにしましょう。

国立感染症研究所の2013年11週(3月11日〜17日)の感染症週報によると、期間内に報告された風しん症状は286例で、累計では2000件を越えました。

地域別では東京都が多いものの、北海道や熊本も挙げられています。このことから、どこの地域にいても風疹に対して気をつける必要があるとわかります。

そして、年令別の報告では20〜40代の患者数が多いこともわかりました。ちょうど女性にとっては妊娠出産を経験する年齢です。特に妊娠初期は風しんによる影響が、胎児に及ぶ可能性があるので注意が呼び掛けれています。

風しんの初期症状

風しんの初期症状について紹介します。もしも、風邪のような症状がある時はチェックしてください。

・微熱やかるい発熱があった。
・体が疲れて倦怠感がある。
・鼻水や咳きが出る。
・リンパ節が腫れる。

上記は風邪症状でもよくあるので、これだけでは風しんと判断がつきません。でも、以下に挙げる症状は風しんの特徴的な症状です。

・耳の後ろから赤い湿疹のような点状が広がる。

赤い湿疹は全身に広がったのちに、3日から1週間もたたないうちに消滅します。顔や腕にも湿疹が現れるので、たとえ数日でもつらいものです。

妊娠初期の風しんに注意

妊娠初期の風しん妊娠中の感染症は避けたいものですが、妊娠初期は風しん予防に努めてほしい時期です。

妊娠初期といえば、妊娠した時からだいたい妊娠4ヶ月までです。なかでも妊娠10週までは、胎児に与える影響がかなり強いと考えられています。

妊娠初期に母体が風しんに感染すると、必ず赤ちゃんに影響するわけではありませんが先天性風疹症候群(せんてんせいふうしんしょうこうぐん)、白内障や発達障害が心配されます。

妊娠初期はまだお腹のふくらみも目立たないので、無理をしがちです。無理をして体力が落ちると、感染症に対する抵抗力が落ちてしまいます。

ママの体は強いけれど、お腹の赤ちゃんは様々な機能が未発達で、気がつかないうちに影響を受けている可能性もあります。お腹が目立たなくても、疲れを溜めない生活を心掛けましょう。

妊婦の風しん予防

妊娠中の予防接種は推奨されていません。妊娠初期にできる風しんの予防対策を紹介します。

疲れを持ちこさずに体力維持に努める。
・周囲がワクチン接種を徹底して、感染を広げない協力。
・妊婦自身が人ごみに出掛けずに感染のきっかけを減らす努力。

周りの人が風しん予防してくれたら、妊娠初期も風しんを寄せ付けない環境を維持できます。また、周囲に頼らず抵抗力をつけてください。無理して疲れが溜まったり、睡眠不足が続くと抵抗力が落ちてしまいます。

仕事を続けている人にとって休息を増やすことは難しいことですが、栄養のある食事をして、疲れたら母体と赤ちゃんのためにちゃんと休んでください。

丸関連記事:
妊娠初期の風疹
先天性風しん症候群とは

参考:国立感染症研究所「2013年11週の感染症週報」

2013・4・1 e-妊娠、みみいペン


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