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新型インフルエンザ、本格流行宣言

以前こちらで新型インフルエンザと予防を、お伝えしましたが、新型インフルエンザの猛威は衰えず、世界各国で感染者は増加し続けています。

日本国内でも成田空港の検疫から始まり、5月に初の感染者が。現在は各都道府県で感染者が確認されています。

8月21日、国立感染研究所(感染研)から日本でも新型インフルエンザが流行の目安を突破したと発表されました。感染研によると、全国5000ケ所あまりの指定医療機関からの新型インフルエンザの感染者報告が、8月9日までは1施設平均0.99人でした。

ところが8月16日の時点では1施設1.69人に増加、流行目安の1.00人を大きく上回ったのです。現在感染者は7750人とも言われ、7月から感染者数は増加を辿っていたそうです。

5月頃からニュースでも頻繁に報じられ、海外へ渡航する際は最善の注意を払っていたと思います。それでも感染者が増加するのですから、ウイルスが国内で蔓延しているのでしょうか・・。

新型インフルエンザによる国内初の死者も

たった1週間で大きく感染者数が増えたことを裏付けるように、8月15日に沖縄の50代男性が国内初の感染死亡者となりました。男性は心臓と腎臓に疾患、人工透析を受けていて、過去には糖尿病歴があったそうです。

国内初の感染者の死者が出たことに対して、舛添要一厚労相は「今後、全国的に大規模に患者が増える可能性もある。」と事実上の流行危惧を呼びかけました。その後も8月18日に神戸の70代の男性感染者が死亡。19日に名古屋の80代女性の死亡も発表されました。

高齢であること、沖縄の死亡した男性は心臓と腎臓に疾患、神戸で死亡した男性も基礎疾患を患っていたことから、新型インフルエンザだけが死因とは言い切れませんが・・。

国内での感染も増加

8月19日に発表された国立感染研究所の8月10?16日のインフルエンザ流行レベルマップによると、沖縄は真っ赤な警報色があります。指定された沖縄県の6つの保健所のうち3ケ所は注意報が出ています。2ケ所には注意報以上の危険を表わす警報が。ちなみに宮古島だけは注意報レベルに達していません。

圧倒的に沖縄の注意報のレベルが高く、次いで奈良県、滋賀県、福島県、東京都となっています。海外と直結している空港の付近など局所的な流行ではなく、国内全体で流行しているんだと考えられます。暖かい地域で風邪症状が出るのですから、季節や気候に関係なく強いウイルスなのかもしれません。

国がワクチン一括買い上げへ

8月21日現在、新型インフルエンザの流行に対応して、国がワクチンメーカーからワクチンを一括買い上げする方針を決めました。

通常の季節性のインフルエンザワクチンは、医療機関が各々で購入しています。今回は新型のピークが予測できないため、特別な措置をしたようです。

しかし、考えることは他の国も同じです。8月19日、WHOは北半球の諸国からの新型インフルエンザA型ワクチン発注が10億回分を越えたと発表しました。これが本当に必要な数なのか、懸念の声も出ています。

今後は夏休み明けの学校や幼稚園での集団感染も心配です。学校や集団生活に関わらない方も、集団感染した地域では子どもの家族や近所への感染拡大が予測されます。そう考えると他人ごとではありません。地域の学校状況は厚生労働省でも調べることができます。

参考:世界保健機関

参考:国立感染症研究所による、インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)

新型インフルエンザA型とは

現在わかっている新型インフルエンザA型(H1N1)とは、ヒトから感染していく新たに発生したインフルエンザウイルスが原因です。抗体がない為、1度感染すると爆発的に周囲に蔓延する恐れがあります。また、過去の例がない為、これといった確実な治療法がないのが現状です。

もともとは豚が感染する、豚インフルエンザでした。しかし何らかの変化を経て、ヒトに流行するように。その過程や原因は全く解明されておらず、インフルエンザと言えども未知の部分が多く、「こうすれば大丈夫」と、断定できる情報がないことも世間の不安をあおっているようにみえます。

新型インフルエンザの特徴

現在、新型インフルエンザの特徴と予想されていることを挙げます。

・38度以上の発熱、咳や呼吸器の疾患は風邪症状と変わらない。
・妊婦、幼児、高齢者、持病のある人にリスクが高い。
・通常の風邪症状よりも下痢症状が目立つ。
・持病の急速な症状悪化。

そして冬の乾燥した時期に流行していたので湿気には弱いと思われていましたが、今回は梅雨の湿気の多い季節も感染者は減らず。症状は今までのインフルエンザと同様に見えますが、ウイルス自体の特徴は全く違うのかもしれません。

新型インフルエンザの予防例

確実に防ぐことはできないかもしれませんが、ひとりひとりが気をつけることで急速な地域的流行は防げるかもしれません。 そもそも、インフルエンザといえば、冬の風邪の代名詞。暑い夏に猛威をふるうこと自体が異例です。

一般的には冬に流行するととる対策の1つである体を温めることや、マスクをして外出することが暑いさなかに即座に思いつくでしょうか・・。それでもマスクは売り切れが多発、家族用に50枚入りなどの箱で購入する家庭もあります。

毎年、冬には必ず耳にするインフルエンザ。季節外れの流行で新型インフルエンザというだけで全く違う病気だと思ってしまいますが、予防の励行と早期受診の心構えは変わらず続けるべきでしょう。

丸手洗い、うがいの励行。
丸咳をする際はマスクやハンカチで押える。
丸咳やくしゃみを周囲の人に向けていないように。
丸体調が悪い時は人混みの中へ出かけない。
丸人混みの中や妊婦、幼児、高齢者のそばではマスクを。
丸使用したマスクは洗って、常に雑菌を残さない清潔な状態に。
丸咳やくしゃみをおさえたマスクやハンカチは使い続けず毎日交換、洗濯を。

新型インフルエンザに関する相談窓口

厚生労働省・都道府県による新型インフルエンザ相談窓口

国立感染研究所・全国保健所一覧

2009・8・21 e-妊娠、みみいペン




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