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体外受精で八つ子出産

米カリフォルニアで八つ子を出産して、14人の母親に!

先月、1月26日に米カリフォルニア州で体外受精による八つ子が産まれ、「この出産」のあり方が世界中で論議をよんでいます。出産したのはナディア・スールマンさん、33歳で、この出産以前にも5回の体外受精によって、すでに6人の母親でした。

当初、八つ子出産はアメリカで過去に1例しか確認されていないことから、この出産も歓迎ムードで報道されました。しかし事態は一変します。この出産の方法と、スールマンさん私生活が明るみになるにつれ、批判が相次ぐようになったのです。

スールマンさんは現在無職でこの八つ子出産の前から、

州から毎月約2300ドル(約21万円)の補助を受けているほか、生活困窮者に対する毎月490ドル分の食料配給券も受け取っていました。そして出産費なども未払い状態とのことなのです。(参考、読売新聞

スールマンさんはシングルマザーで、体外受精に使用された精子は「友人」だという男性から提供があったようです。現在は計14人の子供を育てていける経済的な余裕はなく、「ザ・ナディア・スールマン・ファミリー(http://www.thenadyasulemanfamily.com/)」というサイトを立ち上げ、八つ子の写真を掲載して寄付を呼びかけました。

しかしこれらの行為が「独りよがりの無責任の出産」と多く人から反感を浴び、 批判や、脅迫まがいのメールも殺到、現在はサイトも規制されているようです。スールマンさんは今後は本も出版したいという考えがあるようで、新たに代理人を雇ったとされています。

近いうちに、この八つ子出産のニュースがまた人目を触れるかもしれません。

体外受精による八つ子出産

今回の八つ子出産は母親だけの問題ではありません。それはまだ経済的に余裕のない若年カップルが、後先を考えずに快楽目的によって妊娠したこととは違い、体外受精は明確に「妊娠」を目的としており、精子提供者が必要であり、また最先端の施設と優秀な医師の技術が必要となるからです。

この体外受精で戻した受精卵は6つ。担当した医師がこの母親の背景を知っているのは当然のこと、また最初から多胎妊娠を目的とした6つの受精卵を移植することに、米生殖医学会からは「指針違反」との声が上がっています。

■日本の胚移植の個数
●胚移植
●受精卵の移植に制限

妊娠を切に望む人達の最終手段といわれているのが体外受精です。今回のことは生殖技術の使われ方に疑問を感じざるをえません。興味本位ではなく倫理的課題が今後は強く問われていくでしょう。皆さまはどう思われますか?

2009・2・17 e-妊娠、運営者ペン




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