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妊婦がたらい回し、11病院で拒否

8月29日に、奈良県で38歳の妊婦さんの症状が悪化して救急車が呼ばれましたが、受け入れ先の病院が見つからずにおなかの赤ちゃんは死産という結果になってしまいました。

その際にこの妊婦さんは奈良県内の11病院に受け入れを拒否され、病院到着は119番通報から約3時間後だったということです。

奈良県では去年の夏にも、受け入れを拒まれた妊婦さんが死亡するということがあったばかりで、再び同じ問題を繰り返したことになります。


この妊婦さんはスーパーで腹痛(この時点で陣痛だった)を起こし、知人が救急車を呼びました。女性は今まで病院では妊娠の確認をしていなかったものの、出血していることから妊娠の可能性が高く、救急隊員が県内の産科救急を探しました。

しかし多くの病院で受け入れを拒否、そしてやっとみつかった病院に向う途中で救急車が交通事故を起こしたのです。この交通事故と死産の関係はまだはっきりとしていないのですが、いずれにせよこの時点では破水が起こっており、その後に搬送先の病院で女児の死亡が最終確認されたそうです。

今回のことでは、救急車を呼んでから交通事故まで、9病院、そして最終的には搬送されるまで11病院から受け入れを拒否されたということです。奈良県では行政が、産科医療の受け入れシステムを主導していましたが、今回のことで全く機能していないことが浮き彫りになりました。

流産と死産
医学的には妊娠22週未満のことを「流産」と呼んでいます(〜11週までを初期流産、12週から22週までを後期流産あるいは中期流産)。妊娠23週以降は「死産」と定義されます。

関連リンク
奈良県の医療情報、空きベットあるのに「受け入れ不能」(朝日新聞)
妊婦の受け入れ先探し かかりつけ医なく遅れ(読売新聞)
36歳妊婦、9カ所病院たらい回しで流産(日刊スポーツ)
11病院拒否 搬送3時間 奈良の女性流産(朝日新聞)




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