妊娠できない焦り

赤ちゃんが欲しいとセルフケアをして基礎体温を付けて頑張っているのに・・・
病院の門をたたいて不妊治療を受けているのに何故か妊娠しない・・

不妊ストレス

「今月こそは!」と期待しては生理が来てガッカリ・・
こんなことを繰り返していると心身ともに疲れを感じるようになります。

そして「友達の妊娠報告に自己嫌悪になる」「妊婦さんを見ると嫉妬心を抱く」「旦那さんの非協力的な態度にイライラ・・」などの不妊ストレスがたまっていきます。

妊娠できない焦り

不妊ストレスは「妊娠すればこの苦しみから抜け出せる」「義理の両親や友達に面目が立つ」「赤ちゃんが私を幸せにしてくれる」と、本来の「赤ちゃんが欲しい」という目的から「誤った焦り」を生み出してしまいます。

この「妊娠できない焦り」は人生の目的が「妊娠、出産」であるかのような錯覚と、妊娠できない劣等感を増幅させてしまいます。

しかし・・・もう1度考えてみてください。

赤ちゃんがいない夫婦が、子供のいる夫婦と比べて劣っていることなどありません。赤ちゃんがいる夫婦すべてが幸せとは限りません。

「赤ちゃんを望んでいる」・・というのは、すでに1つの幸せをつかんでいるのです。旦那さんと一緒に居たいから結婚したわけで、最初は赤ちゃんを授かることが目的ではなかったはずです。

不妊期間は無駄ではない

赤ちゃんができない時間は無駄でしょうか?

そんなことはありません。きっとあなたはバランスのいい食生活や適度な運動を取り入れ、規則正しい睡眠を心がけているはずです。そして、たばこを吸っていた人は禁煙に成功してるかもしれません。

人を傷つける無神経な言葉が、日常生活にはたくさんあることも知ったはずです。そしてあなたは今、あなたの友達が以前から気にしていた言葉に気づいたかもしれません。

旦那さんとは、よりいっそう絆を深めたことでしょう。夫婦2人で協力しあったことが、今後の難題にぶつかったときに必ず役に立ちます。

出産後に育児が辛くなったときには、この期間のことを思い出すでしょう。やっと赤ちゃんを授かったときに歓喜したことや、励ましあった仲間の言葉がきっと再び勇気を与えてくれるでしょう。

不妊期間は無駄ではありません。辛くうまくいかないことばかりですが、これほどまでに人間的に成長する時間はないかもしれません。

「妊娠すれば幸せが待っている」・・

現実はそれほど甘くはありません。妊娠してすぐに辛い妊娠悪阻が始まるかもしれないし、出産後にはマタニティブルーが起こることもあるでしょう。

自信を持って言います。きっと慣れない育児に追われ、必ず何度かは「妊娠する前にもっと夫婦の時間を持てばよかった」「もっと1人で自由な時間を楽しめばよかった」と感じるでしょう。

今しかできない時間の楽しみ方がたくさんあります。「なかなか妊娠できないこと」は決してマイナスだけではないのですから!

*不妊治療の先輩からのメッセージです

私も何年も子供が出来なくて悩んだけど、今思えば長い間できないのも悪いことばかりじゃないよ。だって、自分の友達は既に出産を終えているから子育ての相談もできるし、自分も年齢的に大人になって色々経験してからの子育てだから、若いお母さんより少し落ち着いて子育てができたわよ。だから焦らなくても大丈夫。遅ければ遅いなりに良い点もあるからね。