妊娠の診断

妊娠を意識している人は「妊娠の可能性は?」と疑問を持つことが多いでしょう。では妊娠はどうやって確認されるのでしょうか?このページでは医学的に見た「妊娠の診断」について説明しています。

妊娠の医学的な判定

受精卵が成立すれば、新しい生命が誕生したと言ってもいいでしょう。しかし医学的には、まだこの時点で妊娠したとはいいません。それはここから赤ちゃんが正常に育つ確率はまだ半分程度、まだまだ何が起こるかわからないのです。

医学的には、赤ちゃんがママのおなかの中で「正常に育っている」と確認されたときに、「妊娠した」と判断されます。その判断とは、超音波診断で子宮内に胎のうが確認されると「正常に妊娠した」とされ、その後に胎児心拍が確認されると妊娠が確定とされます。(妊娠6週以降)

基礎体温からの診断

基礎体温を連続測定して、高温相が21日以上持続するときに妊娠の可能性が高いと判断します。通常、妊娠していなければ高温期は2週間しか続きません。高温期が3週間続いた場合は、少なくとも受精までは間違いがないと考えてよいでしょう。

しかし基礎体温で分かることは予測でしかなく、「妊娠の可能性が高い」としか言えません。高温期が3週間続いた後に、リセット(生理が来る)することもあるのです。

妊娠検査薬

尿中hCGを調べる妊娠検査薬で陽性反応が出ると、妊娠の可能性が示唆されます。そしてこの場合は少なくとも「受精卵」がどこかに着床を始めていると考えてよいでしょう。ただしこの時点では、子宮外妊娠や絨毛性疾患などと区別ができないため「正常妊娠」とは判断しません。

また妊娠検査薬で陽性反応が出ても、その後に何事もなかったように生理がくることもあります。この場合は着床を始めたものの、着床が完了しないで「受精卵が流れてしまった」ということなのです。

hCG製剤が投与されているとき

不妊治療で黄体期にhCG製剤が使われているときは、妊娠していなくても「妊娠検査薬」が陽性を示すことがあります。投与される単位とも関係があり、hCG製剤5000単位だとその後の1~2週間は陽性反応を示します。






関連イメージ