妊娠線のマッサージ

妊娠線はお腹だけじゃない

妊娠線のできる場所

妊娠線の予防マッサージをする部分は、思うよりも広範囲です。図のオレンジ色の部分は、どれも妊娠線が出やすいと言われている箇所です。妊娠すると皮膚の表面である表皮(ひょうひ)の、伸びやすいオレンジ色の部分に変化が起こります。

前から見ると妊娠線のできやすい部分は上半身に集中しているように見えますが、後ろから見ると、おしりやひざの裏といった部分が妊娠線のできやすい部分です。場所によっては、体重の増加によって妊娠線が早くからできることもあります。

妊娠線のマッサージを始める時期

妊娠初期はつわりが治まったら、妊娠線の予防マッサージを始めましょう。妊娠中期にお腹が大きくなってから始めると、すでに皮膚が伸びているので進行を止めることしかできません。妊娠初期から中期にかけて、徐々に体型が変化する時から妊娠線の予防をしておくことが大切です。

しかし、妊娠線ができてしまったからと諦めることもありません。妊娠線がそれ以上広がらないようにすることも必要です。ですから、妊娠線のことが気になったら、妊娠初期でも中期でも予防を始めてください。

特に妊娠中によくあることですが、食欲の増加が気になっている時は体型が急激に変化するかもしれません。妊娠線の予防を考えてマッサージしながら肌のケアに取り組みましょう。

妊娠線予防のマッサージ

妊娠線予防のマッサージ

1番気になるお腹は、優しくなでるようにクリームを塗ります。押す力は不要です。クリームやオイルを滑らかに伸ばして、お腹の皮膚に膜を作るような感覚で優しくマッサージします。お腹に手のひらを当てて、「の」の字を描くようにクリームを乗せていきます。

二の腕、太もも、おしりは下から上へ手のひらを使って、クリームをのばします。妊娠中は血行の流れが悪くなりがちなので、手のひらを下から上へ動かして、肌をさすることで血行の改善にも効果があります。

バストは乳首を境に上部は下に向けて、下部は上に向けて手のひらで優しくマッサージします。これは妊娠線の予防と同時に、授乳準備のマッサージでもあります。

両手を使って、力み過ぎないようにクリームを伸ばしていきます。妊娠線のできる場所ではないかもしれませんが、クリームが残ったら鎖骨の下を鎖骨と並行に、内側から外側に向かってさすります。胸が張り始めた時は、コリが少し解消します。

妊娠線予防のマッサージ注意点

・妊娠線の予防にはマッサージをするようにクリームやオイルを塗って、肌の保湿と弾力を高めることが効果的です。マッサージと言ってもコリをほぐす目的ではありません。妊娠線の予防の為のマッサージは、肩や腰のマッサージのように揉んだり叩いたりは不要です。

・妊娠線予防のクリームやオイルは手のひらにたっぷり乗せて、優しくのばします。クリームやオイルが少量だと、伸ばす時に力が入ったり、肌を押しがちです。たっぷり使って、残りは首元や他の部分につけてあげます。

・妊娠線の予防は続けることが大切ですが、疲れたりストレスに感じたら1番予防したい部分だけをケアしてみましょう。

・マッサージやケアをしている時に、お腹が張ったり気分が悪くなったら、すぐに中断して休みましょう。

・担当の医師に相談して、マッサージの必要がない、あるいはマッサージを控えるように指導を受けた時は従ってください。







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