妊娠後期の運転

妊娠後期は出産を間近に控えて、母体と赤ちゃんにはとても重要な時期です。この妊娠後期に健康的に過ごせばこそ、無事に出産を迎えることができます。しかし、妊娠中といっても車に乗る機会は多いものです。妊娠後期に入った妊婦に運転は可能か、どのような危険があるのか考えましょう。

妊娠後期は注意力散漫になりがち

妊娠後期は自分でも思っている以上に体力を使っています。もうすぐ生まれる赤ちゃんの体重と、胎盤や羊水の重さを支えているのですから、常に体に負担をかけています。

妊娠中は疲れを持ち越さないことが大切です、疲れている状態では運転も注意力が散漫になりがちです。普段は気にして見ていたサイドミラーやバックミラーもに、目をやることもゆっくりになったり、前をぼんやり見て運転していると思わぬ事故に繋がって危険です。

大きくなったお腹が運転ハンドルの妨げに

妊娠後期はお腹もせり出して、横から見ると母体よりも突き出たシルエットになります。これは座席に座っても同じことです。

運転席に座ってハンドルに手をかけると、腕はまっすぐというより肘を曲げた状態になります。ハンドルを切る時は、肘が大きく動きますが、ここでお腹が大きい為に動きが妨げられます。直進は大丈夫でも左右にハンドルをきる時は、思うように腕が動かなくなるのです。

妊娠後期の運転は足元が見えない

妊娠後期は、歩いていても足元がよく見えない時があります。運転席に座っても、ブレーキペダルとアクセルペダルが完全に見えているか確認してみましょう。ペダルが見えないと、予測で2つのペダルを扱うことになり、とても危険です。

更には間違えて違うペダルを踏んだ時、そのペダルが見えなければパニックに陥る心配があります。例えば間違えてブレーキを踏むはずがアクセルペダルを踏んだ時、他の車や通行人を巻き込む大きな事故にならないか、良く考える必要があります。(安全運転を知らせる右のようなセーフティーステッカーをつけている車も・・)

妊娠後期の運転で心配なこと

・運転中も、突然の胎動に驚く可能性がある。
・急にお腹が張って、気が動転する可能性がある。
・急ブレーキや事故による破水や陣痛の心配がある。

必ずしも、このような事態が起きるとは限りませんが、妊娠後期はいつ赤ちゃんに変化が訪れるか分かりません。もしも運転中に赤ちゃんが、お腹を蹴ったり動いても気にせず運転できるか考えてみましょう。運転中にお腹を見ることは危険です。

急ブレーキを踏んだり、舗装の悪い道で車が大きく揺れた時は座席にも衝撃があります。破水や陣痛のきっかけになることも全くないとは言えません。妊娠後期は赤ちゃんがかなり下がってくるので、座席の振動や衝撃の伝わりやすい時です。

妊娠後期は赤ちゃんの出産に向けて最終段階。ほんの数ヶ月、運転を控えることができるなら実行するべきです。しかし住まいや産院までの交通経路で、どうしても運転しなければいけない場合もあります。その時はスピードを出さず、なるべく誰かと一緒に乗りましょう。

お腹が目立っていなくても、少しでも運転に自信がなくなった時は、本当に運転しなければいけない状況なのか考えてみましょう。

必ず母子手帳を携帯する

万が一、車で外出中に事故やトラブルに巻き込まれたら、妊娠後期は先ず産科で赤ちゃんの状況を早急に把握しなけれないけません。母子手帳があれば、救助にあたった人は担当医や産院に連絡できます。また、それまでの検診の様子も把握できるので母体と赤ちゃんに最善の救助を行うことができます。

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