母乳の飲ませ方・添え乳

添い乳のメリット

添い乳のメリットは、赤ちゃんを支える力を最小限にして授乳できるので母体も休憩しながら授乳できることです。

深夜の授乳はしっかりと赤ちゃんのお世話をしなければいけない半面、寝かしつけも同時進行です。添い乳なら赤ちゃんは移動も少なく、授乳から睡眠へとスムーズに進めます。

寒い時期は、添い乳なら起き上がって冷える心配がなく、赤ちゃんも深夜の部屋の温度差に左右される心配がありません。

添い乳のママの姿勢

添い乳では、ママは赤ちゃんに向かい合うように横向きに寝ます。この時ママの体の下側になる腕が、ママと赤ちゃんの間に残らないようにします。

体の下になったほうの腕は肘を軽く曲げて、頭の下に入れると邪魔になりません。ママの頭の下に枕やクッションがあったら、その下に腕を差し込むと楽です。

腕を曲げずに伸ばしておくと横向きで授乳し続けるうちに、しびれたり疲れが出やすいようです。肘は曲げてあげましょう。

添い乳の時のママの足は、リラックスして横向きに寝ることが苦にならないような体勢をつくります。もしも、足が疲れるようなら畳んだバスタオルや薄めのクッションを両膝の間に挟みます。少し膝を曲げたほうがリラックスできます。

添い乳の抱き方

添い乳の抱き方

・横向きに寝て上にくる腕を赤ちゃんの背中に回して支えてあげる。
・赤ちゃんの背中に回した腕は、手のひらを開いて首から後頭部を支える。
・赤ちゃんは支えている首と頭部だけではなく、体全体をママの体に向かせる。

・横向きに寝た時に体の下にくる腕は枕などに差しこんで、腕枕はしない。
・体の下側の腕を上にあげると脇の下に空間ができ、赤ちゃんが密着しやすい。
・赤ちゃんもママも、支える力を最小限にするようバスタオルや枕を利用する。

添い乳では、赤ちゃんとママが体全体を向かい合わせて授乳できるのでコミュニケーションがとりやすく、お互いに楽な姿勢で授乳できるように抱きます。

月齢によっては授乳中に足をばたつかせて遊ぶこともあります。ちょうど、赤ちゃんの足がママのお腹にあたりやすいので帝王切開後は気を付けましょう。

深夜の添い乳では、起き上がらずに進めるように近くにタオルやウエットティッシュを準備しておきます。

授乳の際にはおっぱいと赤ちゃんの顔の下には、タオルを敷くと母乳が垂れても安心です。赤ちゃんの首元や顔に母乳が残ったままだと、かぶれる原因になります。授乳後は拭きとることを忘れずに。

添い乳の飲ませ方

添い乳の飲ませ方は、授乳させるおっぱいによって少し変わります。まずは、横向きになった際に下側になったほうで授乳します。赤ちゃんは、横向きになってそのまま哺乳できます。

次は、横向きになったママの上側のおっぱいでの授乳です。赤ちゃんが体を起して哺乳することは先ず困難です。ママが体勢を変えてあげましょう。

下側のおっぱいでの授乳の後は、上側のおっぱいを赤ちゃんの口元へ持っていけるように、ママの体を少し倒して赤ちゃんに覆いかぶさるようにします。完全に覆いかぶさるのではなくて、すこし傾けて、あとは枕やクッションを使って調節します。

添い乳とゲップ

添い乳からそのまま寝かしつける時は、赤ちゃんのゲップが心配です。添い乳で眠ってしまった時は、そのまま寝かしてあげます。

ただし授乳後にゲップをしやすい赤ちゃんや、母乳を吐きだしやすい赤ちゃんまいます。その場で起き上って縦抱っこ等でゲップをさせます。必ずゲップが出るわけではありませんが、心配な時はママが判断してゲップさせます。

添い乳と卒乳

添い乳は母子ともに負担のない授乳方法ですが、負担が少ない分、癖になることもあります。乳歯が生えてきてからの添い乳は、歯のケアをしないで授乳から就寝へ流れてしまうのでけじめが大切です。

離乳食へ移行しても就寝前や深夜は母乳を欲しがる赤ちゃんもいます。その時に、添い乳に慣れているとなかなか卒乳できない場合があるそうです。その時期になったらおっぱいを出しにくい、添い乳しにくい服装で眠るなどの工夫をします。

しかし、卒乳を考えるまでは添い乳を活用して、授乳による赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょう。






関連イメージ