母乳の飲ませ方・横抱き授乳

横抱き授乳のメリット

横抱きの授乳は新生児からできる一般的な授乳スタイルです。ママは椅子やベッドでも、床でも座れる体勢が取れれば大丈夫です。

赤ちゃんのお腹とママの体が密着して、ママは赤ちゃんの顔を見ることができるので母子のコミュニケーションもとりやすい抱き方です。横抱きは、ゆりかご抱きとも言われるように赤ちゃんも楽な抱き方です。

横抱き授乳のママの姿勢

横抱きで授乳する時は、ママは椅子やソファー、床に座って背中は何かにもたれたほうが楽です。背もたれや壁との間にクッションや枕を挟むと疲れません。

横抱きする赤ちゃんを乗せるひざ上にも、クッションや枕があると赤ちゃんが哺乳しやすくなります。クッション等は赤ちゃんを横抱きしている時に、赤ちゃんが乗ることができる長さと幅が必要です。

クッションや枕には、赤ちゃんが左右に転がらない程度の柔らかさも必要です。ママも腕を置くことができるので、疲れている時に重宝する授乳グッズです。

特に新生児の赤ちゃんは、膝上からおっぱいまでの距離があるのに、首がすわっていないために自分で首を持ち上げて飲むことができません。クッション等で上げ底してあげると、赤ちゃんも自然な姿勢で母乳を飲むことができます。

横抱き授乳の抱き方

横抱き授乳の抱き方

・赤ちゃんとママの体が密着するように抱きます。
・授乳させたいほうのおっぱいに赤ちゃんの顔がいくように抱きます。
・赤ちゃんの耳から腰は一直線になるように。背中を丸めないように支える。
・授乳させたいおっぱい側の腕で、赤ちゃんの頭部から背中にかけて支える。
・赤ちゃんの足側の腕はおしりを支えたり、授乳させるおっぱいを支えても良い。

赤ちゃんの頭部から背中にまわす腕は、90度以内に曲げます。90度以上腕を広げている時は、赤ちゃんの体とママが密着していないか、手のひらが背中まで届いているか確認して修正します。

横抱きでは、空いた手で何かを取る時やママの姿勢を直す時に、赤ちゃんの頭が下がらないように気を付けます。特に月齢の浅い赤ちゃんの胃はひょうたん型で、母乳を戻しやすく驚いてしまいます。

交差横抱き授乳の抱き方

交差横抱き授乳の抱き方

交差横抱きは、通常の横抱きとはママの腕の使い方が異なります。抱き方の注意点は同じです。

通常の横抱きでは飲ませたいおっぱい側の腕で赤ちゃんの頭部から背中を支えますが、交差横抱きの授乳では、反対の赤ちゃんの足側の腕をぐるっと回して頭部を支えます。

赤ちゃんの足部から、ママの腕をぐるっと背中に回して、手のひらで首と頭部を支えます。この時も腕は90度以内で曲げます。肘の曲がり具合が90度以上開いている時は、赤ちゃんとママの乳首が離れすぎているかもしれません。

赤ちゃんの頭側の腕は、授乳させるおっぱいを支えてあげることもできます。その時は、親指と人差し指だけでVの字を作ります。そのまま、おっぱいの下側に挟むように入れて残りの4本は体に添えておきます。

横抱き授乳の飲ませ方

横抱きで授乳する時は、ママの体が前屈しないように気をつけます。ママは、赤ちゃんに母乳を飲ませてあげようと、乳首を赤ちゃんの口に移動させがちですが、あまり前屈すると赤ちゃんは口に含みにくくなります。

赤ちゃんの口が大きく開いた時に、首を支えながら乳首に近づけて乳輪ごと含ませます。その時、おっぱいを支えているもう片方の手指は、乳輪から離れた場所で支えるようにします。指や爪で赤ちゃんの顔を傷つけないよう注意します。






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