沐浴後のケア

沐浴後のケア

沐浴後は、新生児のケアをする時間です。赤ちゃん自身は沐浴で疲れているので、授乳や睡眠を求めます。ケアはできる時に、優先順位で短時間ですませます。

沐浴後のケアをする時は、必ず赤ちゃんの肌を拭いてからにしましょう。水滴が残っていると冷えてしまいます。

沐浴後の水分補給

新生児の沐浴後は水分補給が最優先です。赤ちゃんにとって沐浴は、大人の考える以上に体力を使うことです。体も温まっているので水分は十分に与えましょう。

新生児は母乳やミルクを少し与えることで水分補給になります。生後3ヶ月辺りからは、沐浴後の水分補給に、さ湯を飲ませることもあります。離乳食の進み具合では、薄めた果汁も与えますが新生児には負担が大きいので避けましょう。

赤ちゃんの胃腸は敏感なので、冷たい水は避けます。さ湯は口当たりも柔らかいので、母乳やミルクと比べると味はありませんが、赤ちゃんに飲ませやすい状態になります。

さ湯は「白湯」とも表記されますが、お湯を冷ましてぬるくしたものです。沸騰させてから冷ます理由は、沸騰させることでカルキや不純物を取り除いて、赤ちゃんに飲ませる安全な水にすることと、新生児の胃腸は不完全なのでぬるま湯が優しいといった点が挙げられます。

さ湯の作り方は、一般的にはやかんに入れた水を沸騰させたら、ふたを取って15~20分ほどそのまま沸騰し続けます。これを冷ましたら、さ湯の出来上がりです。

さ湯は胃腸にも優しいうえに、大人では水道水よりも遥かにデトックス効果があると言われています。さ湯を作った時は、残りを捨てずにママも飲んで体をいたわりましょう。

デトックス効果:体内に溜まった毒素を排出させる効果

沐浴後の保湿

新生児の肌の乾燥には、ベビーバスに沐浴剤を入れることも効果的です。沐浴剤には、沐浴後の肌に保湿効果があるからです。沐浴剤を使用した時は、肌表面に保護ベールがかかるイメージで考えます。洗い流さずに、そのまま水分を拭き取って肌着を着せます。

沐浴後は、直後は肌表面に水分が残っています。もしも、生後数ヶ月経っても入浴後に肌が乾燥し始めるようなら、専用の保湿乳液を塗ってあげることも考えます。乳液はメーカーによって様々なので、興味のある保湿乳液は出産前にサンプルを取り寄せたり、自分で実際に使用してみましょう。

保湿乳液は沐浴剤を使用しないようになってから活躍します。大人と一緒に入浴するようになると沐浴剤の代わりに、入浴後の保湿乳液やベビーオイルを使用すると便利です。新生児はまず、沐浴剤で保湿効果を高めてみましょう。

乾燥と間違えやすいのは、新生児の肌表面がポロポロとはがれ始めた時です。新生児は出産後に表皮がはがれて、一皮むけるように肌が綺麗になります。これは新陳代謝の影響なので、乾燥とは少し違います。

何日も新生児の肌の乾燥が気になる時は、色々な保湿剤を試す前に小児科や皮膚科で診断を受けてみましょう。新生児の肌はデリケートなので、自己判断で乾燥したままにして悪化したり、逆に保湿剤が合わなくて肌に異常が出る場合もあります。心配な時は専門医に相談して、納得のいくケアを目指しましょう。

沐浴後の爪切り

沐浴後の爪は柔らかいので、ケアしやすい状態です。新生児のうちは薄くて小さな爪もキャッチしやすい、はさみタイプの爪切りが扱いやすいです。

手指の水分を優しく拭きとったら、利き手ではないほうで新生児の手のひらを軽く持って指を固定します。あまり強く力を入れる必要はありませんが、指は動かないように固定したほうが安全です。


沐浴後の耳ケア

沐浴後は綿棒やガーゼで、新生児の耳の周囲を優しくなぞります。取り除けなかった水滴や、沐浴によってふやけた汚れを除去します。

特に新生児は耳かけの必要はありませんが、汚れが自然と耳の外に出てきます。それを沐浴後に取りのぞいてあげるだけで、耳の穴に綿棒を入れることは避けます。

新生児の耳の中は、大人よりも深さがありません。無理に奥まで掃除しようとすると鼓膜に悪影響です。

沐浴後のへその緒

新生児はへその緒が取れていないうちは、雑菌が侵入しないようにケアします。水気を拭き取りますが、へその中まで力を入れて拭くことは避けます。

軽く水分を取ったら、新しい絆創膏やガーゼで保護します。保湿乳液は塗りません、産科によっては周辺を消毒するように指導されます、各自で産院の指導に従ってケアしてあげます。

沐浴後のマッサージ

沐浴後のあかちゃん

沐浴後は、赤ちゃんの機嫌が良ければマッサージをしてあげましょう。体の水分を拭き取って、暖かい室内でマッサージします。

新生児のマッサージは、体の筋肉をほぐすことよりも、赤ちゃんとの関わり方に重点を置きます。話しかけながら、手足を優しくなでてあげることから始めます。新生児は股関節や肩がもろいと考えてください。大人のようなマッサージは危険です。

新生児に対するマッサージの目的は親子のコミュニケーションです。お互いが2人の時間に集中することで、更に信頼感が生まれます。向かい合う時間を大切にしましょう。

新生児に話しかける時は、大きな声ではなくて大丈夫です。優しく安心させるように話しかけてあげることで、母親の温かさを伝えることができます。

月齢を追うごとに、赤ちゃんの動きも活発になるのでマッサージも変えていきます。コツは大人のマッサージとは違って、力を抜いて優しく滑るようになでることです。あまり強く肌を押すとアザになってしまいます。話しかけながら、沐浴後の赤ちゃんをリラックスさせてあげましょう。

新生児の沐浴後にマッサージをする時は、クリームなどは必要ありません。軽くなでるだけで短時間で済ませるので、1分もかからなくて良いのです。大人のように本格的には行いません。沐浴剤を使用した時は、肌に残っている沐浴剤がマッサージクリーム代わりです。






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