花粉症対策(外出時)

花粉症は完全に防ぐことが難しいと言われていますが、ちょっとの手間とアイデアで寄せ付ける花粉を少なくできるのです。このページでは日常で簡単に取り入れられる花粉症対策を紹介します。花粉症対策は、花粉が本格的に飛散する前から、花粉が多く飛散している時期に毎日続けることが大切です。つわりのある日や、お腹の張る時も考慮して、毎日続けることができそうな方法を見つけていきましょう。

花粉の飛散量が多い日

花粉の飛散量は、毎日異なります。天気や風向き、風邪の強さ、温度湿度など、様々な要因が重なります。妊娠中も体力維持と運動を兼ねて外を歩く機会は、沢山あります。花粉の飛散しやすい日の特徴を知って、外出の目安にしましょう。

・晴れて気温が高い日。
・雨上がりの最初の晴れた時。
・空気が乾燥して、風が強く吹いている日。

雨上がりの晴れた日は、雨で地面に落ちた花粉と、雨で花粉を飛ばせなかったおしべの溜めた花粉が一気に放出される危険日です。外出時は特に注意が必要です。

花粉はポカポカと気温の高い昼に飛散量が多くなります。そこから午後は飛散量が減っていきますが、夕方に気温が下がると再び飛散した花粉が舞いあがります。太陽が陰っても、油断は禁物です。

花粉症対策、手洗いとうがい

手洗いとうがいは、清潔を保つためと同時に付着した花粉を、すぐに取り除く事ができます。手洗いは石鹸をつけてぬるま湯で20秒以上洗い流しましょう。指と指の間や、爪先などが見落としやすいので左右の指を交互に絡めるように洗います。

洗った後は清潔なタオルで水分を取り除きます。せっかく綺麗に洗っても、水分が残った状態の皮膚には花粉が付きやすいので、しっかり乾燥させます。インフルエンザ対策で薬局にも多く並んだ消毒用のアルコールも有効です。

うがいは、ぬるま湯で口というよりも奥ののどを洗う気持ちで行います。最初は前を向いて口内を左右均等に洗います。次は少し上を向いて「あー」と言いながら、のどを洗います。声を出した方が口やのどの奥が大きく開きます。

花粉症対策、マスクとめがね

最も簡単で誰もができる花粉症対策アイテムは、マスクです。マスクをする際は、なるべく鼻まで覆うようにしましょう。花粉は鼻から直接侵入して、鼻粘膜に付着しやすいからです。

意外と気が付かないことですが、マスクも常に空気に晒されているのですから表面に花粉が付く事があります。長時間同じマスクを使用する際や外出後は、表裏は変えずに軽くはたいて表面の花粉を落とします。

特に外出時に使用したマスクは、帰宅後は洗い、使い捨てタイプは交換しましょう。汚れない限りは、あまりマスクを頻繁に替えない方もいるでしょう。些細なことですがマスクは最も口と鼻に近いので、花粉を体内に吸い込まない為の最後の砦のような存在なのです。

マスクをしてものどが乾燥する日は、口とマスクの間に水で濡らして固く絞ったガーゼを挟みます。市販では、乾燥や鼻詰まり向けに作られたマスクもあります。

また、花粉症の症状が目に出ると目やにや充血、急激な痒みに悩まされます。これは目に直接、原因となる花粉が付着して起こります。ですからマスクで鼻と口をガードするように、めがねで目をガードすることは有効です。

最近では、花粉症対策として専用のめがねも発売されています。このめがねは、周囲にゴム状のガードがあって皮膚と密着するので脇からの侵入も防ぐことができます。ただ、あきらかに花粉症対策と分かりやすいデザインも多いので、通常のめがねと違ってTPOに合わせて使用することで取り入れることができます。(写真:花粉症対策サングラスル)

コンタクトレンズを頻繁に使用している方は、目の痒みや充血、まぶたの腫れが現れたら装着を控えた方が安心です。花粉症の目の痒みは継続的なので、つい手でこすってしまいがち。コンタクトによって眼球の表面が傷ついて、細菌が侵入すると他の病気を併発する恐れがあります。

どちらにしても、出産後は昼夜関係なく授乳やおむつ交換をするのでコンタクトレンズよりめがねで過ごす方が楽な時期があります。これを機会に、めがねの使用も考えてみては。

外出時の花粉症対策

外出時は、室内よりも花粉を吸い込みやすいのでマスクやこまめな手洗いが効果的です。また、店内や建物に入る時は1度、衣類を軽くはたいて花粉を落とします。

衣類用のほこり取りや粘着ローラーがあれば便利ですが、持ち歩くのも大変な時は、ハンカチやミニタオルではたきます。車で外出する時は、ほこり取りや粘着ローラーを車内に置いておくと便利です。

・マスクや帽子で花粉に触れる肌面積を減らす。
・風邪の強い日は、髪を束ねたり帽子を被る。
・室内に入る時は、衣類に付着した花粉を払い落としてから。
・昼から夕方は飛散量が多いので、早朝か夜に外出時間を作る。

妊婦検診で病院に行く際は、待合室でもマスクは外さないでおきましょう。病院に入った時と帰る際は、手洗いうがいを忘れずにします。自動ドアや開いた窓の近くも避けます。

ちなみにメイクには油分も含まれているので、花粉が吸着します。外出先から帰宅したら、しっかりメイクを落としましょう。花粉症の症状が皮膚に現れると、メイクのノリが悪くなったり急に荒れるようになります。花粉症で肌の弱い方は、この時期は低刺激の化粧品を選ぶと安心です。

衣類の花粉症対策

妊娠後期になると、冷え対策と大きなお腹に対応できるように、スカートやワンピース等のマタニティウエアの出番が増えます。生地はおうとつの少ないデザイン、さらっとした手触りが花粉の付きにくい生地です。静電気予防をしておくと安心です。

胸元を毛で編み込んだデザイン等は、花粉が顔周りに付着して吸い込みやすくなります。まだ寒い日はマフラーの出番があるかもしれませんが、毛で編んだマフラーに絡んだ花粉は毎回はたいて、こまめに洗濯しましょう。手袋も毎日使うわりには衣類と違って、洗濯しないかもしれませんが、毛の手袋で顔や髪を触ると花粉が移るので注意します。

花粉症やほこりを寄せ付けない効能をもったスプレーが、薬局などの店頭に並んでいるので、自分の外出時に適したスプレーを使用するのも1つの花粉症対策です。効果がどれだけ持続するかは商品によって異なるので、使用法をよく読んで効果的に使いましょう。(写真:花粉ブロックスプレー)

見落としやすいのは髪につく花粉です。髪を束ねて表面の面積を減らすだけでも、付着場所は減ります。帽子はベースボールキャップのような前だけにつばがあるタイプよりも、ぐるっと周囲を囲むつばの方が、より花粉からガードできます。

ニット帽は寒さ対策には活用できますが、毛の性質上、花粉が付着するとけに絡んで落ちにくくなるので花粉症対策には不向きです。帽子の素材は毛よりも、綿やツルツルした素材のほうが花粉を落としやすく、髪が帽子で隠れるデザインが効果的です。

頻繁に外出時に使用するジャケットや帽子は、リビングまで持ち込まずに玄関にハンガーを用意しておくと、室内への花粉の侵入も防ぐことができます。




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