掃除で花粉症対策

花粉は外で飛び交うだけではありません。外出先から帰宅した際に衣類や髪に付着して室内に持ち込まれたり、窓を開けた際に入ってきたり、干していた洗濯ものに付着することもあります。

外出時は花粉症対策を万全にしても、家の中ではリラックスして過ごしたいものです。特に妊娠中は自宅でゆっくり体を休めて、ストレスフリーに過ごす時間も大切です。毎日の掃除は花粉症の対策の基本です。花粉を意識した掃除法で、室内の花粉を撃退しましょう。

室内で花粉の多い場所

室内で花粉の溜まりやすいところは、以下の場所が挙げられます。
・置く場所の決まったぬいぐるみや飾り物。
・テレビ等、静電気の置きやすい場所。
・日干しした後のカーテンや布団。
・外干しから取り込んだ洗濯物。
・換気をよくする窓のカーテン。
・絨毯やマット。

ぬいぐるみや室内のインテリアとして飾っている雑貨類は、なかなか移動させいぶん、ほこりや花粉も停滞しがちです。特に洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えないぬいぐるみは専用の洗浄スプレーをかけたり、軽くはたいて塵の溜まり場にならないようにします。

テレビやパソコンといった静電気の起こりやすいものは、花粉が付着する特徴があります。先ずは静電気を防止したいところですが、テレビもパソコンも日常生活の便利品。それらの周囲はよく掃除しましょう。掃除で舞いあがった花粉が再び付着しないように拭き掃除もすると更に効果的です。使わない時は静電気防止のカバーをかけておく方法もあります。

日干ししたカーテンや布団、外干しの洗濯物に共通して言えることは外にしばらく放置した後に室内にとりこむ点です。外に干している間に風に乗って花粉が付着、晴れた日は布団もふっくらして洗濯物も良く乾きますが、その反面、花粉のよく飛散される日でもあるのです。

換気をよくする窓のカーテンは、新鮮な空気とともに入ってくる花粉がつきやすく、風が入るたびに花粉が室内に飛んでいきます。侵入した花粉は絨毯やマットの毛に絡んで、室内に停滞するのです。絨毯やマットの上を人が歩くたびに花粉は舞いあがります。

花粉撃退の掃除法

室内の花粉を除去する掃除法は、掃除機だけではなく、モップがけや拭き掃除を取り入れることがポイントです。掃除機でも花粉は除去できますが、掃除機の排気は意外と風を作ります。掃除機をかけている時に舞いあがった花粉はしばらく空中を漂い、掃除が終わる頃に再び落下していきます。

舞いあがる花粉が多いほど、掃除機で吸いこめなかった花粉が多いということになります。対処法として、掃除機をかける前にモップがけや拭き掃除をします。もしも絨毯やマットの場合は粘着性のあるローラーが便利です。

更に効果的に掃除をするならば、掃除機をかけて少ししたら、最後にまたモップがけや粘着ローラーを使用します。おそらく掃除機をかけた為、埃や汚れは取れないと思いますが、空中から再び落下した花粉をキャッチできます。

掃除機はフローリングや畳は目に沿ってゆっくりと、カーペットやマットは縦方向からと横方向からを両方かけます。フィルターや床に当たる吸いこみ口も、汚れを溜めないようにこまめに手入れしておきます。玄関付近を室内で使用するノズルで掃除することが気になる時は、使い捨てでトイレットペーパーやラップの芯を先に足してみましょう。

また、掃除機をかけているところが最も花粉やほこりの舞いあがる場所です。吸いこまないように掃除の際は必ずマスクをしましょう。髪にも花粉が付着すると、多くはシャンプーするまで付着したままになります。髪はコンパクトに束ねるか、昔ながらの三角巾などで保護します。

忘れがちなところでは、よく換気をする窓にかかっているカーテンが挙げられます。素材によっては花粉の付きやすい場合もあります、これは花粉専用ブラシか、毛の細かい衣類や布団用のブラシで軽くはたくことが有効です。カーテンは毎日洗わないので、こまめにはたいて花粉を停滞させないようにします。また、カーテン生地は、静電気がおきやすい生地は避けた方が、花粉の付着を防ぐことができます。

花粉の気になる時は可能な限り、毎日掃除をして室内に侵入した花粉を除去する必要があります。マンションや集合住宅で、掃除をする時間が限られている場合はフロアモップや雑巾拭き、粘着ローラーを併用して、掃除機だけに頼らない掃除法を、これを機に考えてみましょう。

花粉対策に有効な掃除の時間帯

花粉の飛散しやすい時間帯は、掃除をするために窓を開けても侵入してくる花粉も多いので、あまり効果的ではありません。掃除は花粉の大量飛散する時間帯を避けて行いましょう。

花粉が大量に飛散するのは主に12時前後と、夕方6時前後です。日中の掃除は午前中の風邪の弱い時間を選びましょう。

掃除機の排気に注意

掃除機は、ほこりと一緒に空気を吸い込みます。掃除機内でほこりはキャッチされて空気は排気として出ていきます。この排気が勢いよく出ると、室内の空気の流れが変わったり床の花粉や汚れが浮いてしまいます。なるべく排気の目立たない掃除機や、排気のフィルターを清潔に保てる掃除機は室内の花粉除去にも一役買います。

掃除機をかけて室内を綺麗にしたのに、くしゃみが出る時は、掃除機の排気や排気口の汚れをチェックしてみましょう。気になる場合は、掃除の後に空気清浄機をかけます。ちなみに1度空気中に浮いた花粉やほこりが再び床に落ちるには30分かかると言われています。

花粉の侵入経路

掃除をする時は花粉の侵入経路を知り、重点的に除去することが大切です。花粉が室内に侵入する経路はいくつか考えられますが、先ずは玄関が挙げられます。玄関は出入りが多いほど開閉の度に花粉も侵入します。

しかし雨上がりの晴れた日や風邪の強い日は1度の開閉でも、風と共に沢山の花粉の侵入が考えられます。玄関の泥落としや、玄関マットはなかなか移動しないものです。こうした常に定位置が決まっているマット類には花粉が落ちたままになりがちです。

花粉の気になる時期は、マットの下も忘れずに掃除しましょう。もちろん、この時期だけマットを置かなくても平気なら、一時的に片付けるのも1つの手段です。玄関からリビングや部屋まで、風が一直線に入りやすい家庭では、長めののれんをかけてワンクッションおくことも有効です。のれんは自宅で洗濯しやすい生地が便利です。

また、空気の入れ替えをする窓や、ベランダの窓は開閉の度に花粉が侵入する可能性があります。花粉は網戸を閉めても入ってきます。網戸を掃除しないと、埃や油分に花粉が付着しやすくなります。網戸に埃を溜めように掃除しておきましょう。

網戸を綺麗に掃除した後に、花粉除去用や静電気防止のスプレーをかけておけば継続的に花粉を寄せ付けません。スプレーする際は風の弱い時間帯を選び、網戸の裏に新聞紙を当てて行うと、スプレーの付着が良くなります。しかし埃や油分が残った状態では効果が半減する可能性が高いので、必ず網戸を綺麗にしてから行います。

また、窓から入った風の通り道は花粉の着地点になりやすい場所です。通り道になる棚やたんすの上は衣類や小物を移動させて、こまめに拭きましょう。あまり頻繁に使用しないものは箱や容器にまとめて入れておきます。

このように、ちょっとしたことを心がけるだけで、室内の花粉は大幅に減らすことができます。先ずは、1番過ごす時間の多い部屋から実行してみましょう。




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