安産祈願の有名スポット(北海道~東北)

北海道から東北にかけては、自然豊かで参拝することでリラックスできる神社がたくさんあります。そのなかでも、安産祈願を扱う有名な場所を紹介します。

妊婦になるまで神社と縁遠かった人も、これを機に安産祈願の神社を知ってください。以下に紹介する神社の他にも、口コミや評判で広まっている神社が近所にあるかもしれません。

北海道「西野神社」

北海道札幌市にある西野神社(にしのじんじゃ)は明治時代から始まり、110年以上の歴史があります。毎年3月のひな祭り直後には人形供養が続けられています。

安産祈願の祈祷やお守りもあります。社務所は毎日開いているそうですが、受付は夕方までなので時間に気をつけてください。

主祭神である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)は安産・育児祈願の神様として有名です。もともとは海の神様の娘です。

初代天皇の神武天皇の父親は、鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)です。その鵜草葺不合命の母親が豊玉姫命なのです。鵜草葺不合命も西野神社の御祭神です。

父親は山幸彦(やまさちひこ)といって、兄の海幸彦とセットで語られる人物です。海の神様の娘であった豊玉姫命は、山幸彦は一目ぼれで出会ったけれど本当の姿を隠していた豊玉姫は出産時の姿を「見ないでほしい」と言います。

しかし山幸彦が約束を破ってみた光景は、女性ではなく巨大なサメだったのです。こうして本当の姿を見られてしまった豊玉姫命は、本性を見られてはいけない決まりに従って海に戻ることになってしまったのです。

海の世界に戻ったあとも鵜草葺不合命の成長が心配で、自分の妹を乳母役として送り、母親としての愛情のある神様になったそうです。

西野神社に限りませんが、安産の神社として有名な場所に祭られている神様は、そう呼ばれるにふさわしいお話が残っていることが多いので、知れば一層のこと安産祈願したくなります。

〒063-0021
北海道札幌市西区平和1条3丁目1
011-661-8880

丸西野神社HP

北海道「北海道神宮」

札幌市の北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)といえばパワースポットと呼ばれる場所でもあります。境内のソメイヨシノは、2011年まで春の桜開花や満開予想の標本木として58年間活躍していました。そのこともあって、花見シーズンは人で賑わっています。

結婚の儀や七五三もとり行えることから、妊娠前から出産・育児にわたって長く付き合うことのできる神社でもあります。

安産祈願のお守りは淡い優しい桃色で、妊娠中の不安な気持ちが和らぎます。戌の日の安産祈願の祈祷は、個人でお願いするので予約は不要です。初穂料も目安が指定されているので、神社に慣れていない人も迷わず済みます。

〒064-8505
北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
011-611-0261

丸北海道神宮HP


秋田県「唐松神社」

秋田県の唐松神社(からまつじんじゃ)は女性の守り神として有名です。地元では「唐松さん」とも呼ばれているようです。歴史にも登場する蘇我氏と権力争いをした物部氏に関わる神社です。

特徴的なのは、神社の入り口から社殿への道のりの多くは上り階段や登り坂なのに対して、唐松神社は鳥居をくぐったらスギの大木が並ぶ参道を下がり気味に歩いて社殿に着くところでしょうか。この理由にも様々な説があり、歴史好きな人には興味深い神社です。

でも、妊婦にとって長い登り階段も辛いものですから、下がり気味の参道は気にならないでしょう。最後は石の段があるので足元に注意してください。

参道のスギの大木は樹齢300年を越える天然記念物で、参道自体もさほど広くはありませんが静かで自然を感じる空間になっています。

社殿のうしろにある3つの医師の1つが、安産祈願の「女石」です。江戸時代に臨月で苦しむお姫様が「私の苦しみを和らげてほしい」と願ったのが、唐松神社に祭られている息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)だそうです。

無事に男児の出産を終えた姫様は、お礼に蛇頭神楽面を奉納して舞ったと伝えられています。このことから唐松神社は、出産を乗り越える安産祈願として有名になりました。

唐松神社のスギの大木が並ぶ参道は、独特の静かな自然空間です。妊娠中のイライラや、理由のハッキリしない不安感を癒してくれそうです。

〒019-2411
秋田県大仙市協和境下台84
018-892-3002






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