心筋梗塞(しんきんこうそく)

心筋梗塞とは、心臓の周りの血管が詰まって血液の流れが悪くなる病気です。心臓は心筋という特殊な筋肉で作られていて、心筋の周りを冠状動脈(coronary artery)という血管が包むように循環しています。この冠動脈が何らかの原因で詰まってしまい、心筋にうまく酸素や栄養が行き渡らない状態を心筋梗塞といいます。

冠動脈が詰まってしまえば心筋に栄養が運べないので大変危険な状態になります。心筋梗塞の症状は強い胸(心臓)の痛みがあり、息切れや呼吸困難を伴う場合も多いでしょう。ひとたび心筋梗塞になると少しずつ心筋の細胞を破壊していき、そして最悪の場合は死にいたってしまう恐ろしい病気です。

妊娠中、あるいは分娩後には高血圧を伴いやすく、そんなときに心筋梗塞を心配をすることがあります。「高血圧」とは血液が血管を通るときに圧をかけてしまうこと。この血管が張りつめた状態が動脈硬化を引き起こすことがあり、さらには心筋梗塞を併発することがあるのです。

なお心筋梗塞と似た病気に狭心症(きょうしんしょう、angina pectoris)があります。心筋梗塞と狭心症の違いは、血管が詰まってしまう病気が心筋梗塞、血管が細くなってしまう病気が狭心症と考えればいいでしょう。狭心症の悪化したものが心筋梗塞という考え方は違いますが、いずれにしても心筋梗塞は狭心症に比べて痛みも激しく、長時間(30分以上も)にわたり続きます。

心筋梗塞:myocardial infarction

心筋梗塞と関連した妊娠用語

妊娠中毒症

心筋梗塞と関連したコンテンツ

分娩第3期 妊娠中のたばこ






関連イメージ