リンパ球移植(りんぱきゅういしょく)

リンパ球移植とは、流産を予防する不育症治療の1つです。妊娠はするが流産や早産を繰り返していまい結局は赤ちゃんを授かれないことを不育症といいます。不育症にはいくつかの原因がありますが、同種免疫異常を疑われる不育症のケースにリンパ球移植が行われます。

ほとんどの流産は「染色体異常が原因で防ぎようがないもの」です。しかし3回以上繰り返す習慣流産になると何かしら原因が疑われてきます。それは子宮の形だったりホルモンの異常だったり自己免疫だったりするのですが、夫婦の間で似たような抗原(HLA:ヒト白血球抗原)を持っていると流産しやすいと考えられています。(同種免疫異常)

人間はからだの中から異物を排除しようとする働きがあります。妊娠するとママが赤ちゃんを異物と考えますが、それでは困ると赤ちゃんに対しての妊娠維持免疫反応(つまり異物を受け入れる免疫)が起こるのです。

しかし夫婦で似たようなHLAを持っているとこの妊娠維持免疫反応が起こらず流産してしまう可能性があるのです。これを防ぐには赤ちゃんを異物だと思わせないこと、あらかじめ夫のリンパ球をママのリンパ球に移植することでママが赤ちゃんを認識できるようになるのです。

リンパ球移植をするべきかは、遮断抗体を測定するリンパ球混合培養検査という検査があります。この検査で陽性反応がでるとリンパ球移植(夫リンパ球免疫療法)が有効だとされています。

リンパ球移植→夫リンパ球免疫療法

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