子宮頸管(しきゅうけいかん)

子宮頸管とは、子宮と膣を結んでいる場所のことで、妊娠中は「子宮口」と呼ばれることもあります。子宮は上部の3分の2が子宮体部に占められ、残りの3分の1が「子宮頸管」がある子宮頸部になります。妊娠中はこの子宮頸管が閉じた状態になっていて、子宮から赤ちゃんが落ちないように蓋をする役目をしています。

出産時には子宮頸管(子宮口)が開き始めることによってお産が始まります。子宮頸管が十分に柔らかく薄くなることで(子宮頸部熟成、開大)、赤ちゃんが子宮頸管を通過しやすくなります。よく聞く産道(さんどう)とは分娩時の赤ちゃんの通り道(子宮頸管や膣など)のことです。

妊娠中期、あるいは出産するにはまだ早い妊娠後期に、赤ちゃんの重さに子宮が耐えられず、子宮口が早い時期から緩んでしまう病気を子宮頸管無力症といいます。この場合は早産の危険性が高いことから安静になることがほとんどで、場合によっては子宮頸管を縛る手術をすることになります。

なお子宮頸管は、妊娠前にはさまざまな病気になりやすい場所です。子宮膣部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸管炎、そして女性の大敵、子宮頸がんも、子宮頸管から発症します。

子宮頸管は「子宮頚管」という漢字で書かれることもありますが正確には子宮頸管です。

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