びらん(糜爛)cervical erosion

びらん(子宮膣部びらん)とは、子宮内の粘膜がめくれてただれることです。普通の生活をしていても見られる症状で、不正出血の原因となります。びらん自体はほとんどの女性が持っているもので、問題がなく治療もしていきません。妊娠中は特に粘膜が充血しやすく、びらんによる出血が見られることが多くなります。

女性の膣と子宮を結ぶところを子宮頸管といい、妊娠中や出産時は「子宮口」と呼ぶこともあります。この子宮頸管部にある円柱上皮という粘膜が増殖して膣のほうにただれたような状態になることを「びらん」といい、成熟女性の8割に見られる生理的な症状です。

びらんは無症状のことが多いですが、妊娠中は粘膜が充血しやすく仲良しや内診といった少しの刺激で出血をともなう場合もあるでしょう。妊娠中の出血は「赤ちゃんに何かがあったのかも?」と心配になりますが、原因はこの「子宮膣部びらん」という場合が圧倒的に多いようです。

通常びらんの治療はしませんが、妊娠時以外のときで出血が頻繁で大量なときは、電気焼灼、電気擬固、冷凍擬固などの治療を行う場合もあります。

びらんは子宮頸ガンと同じ場所に発症するため、妊娠前の子宮頸ガン検診などでびらんを指摘されることもあるでしょう。びらんが発症しやすいの年代は20~40代くらいまで、女性ホルモンのエストロゲンと深い関係があり更年期や閉経後になると見られなくなります。

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