高年初産(こうねんしょさん)

出産時母年齢頻度(出産1000対)危険率
全体1.51/650
30歳1.41/700
34歳2.01/500
35歳2.21/450
36歳2.51/400
37歳4.01/250
38歳5.01/200
39歳6.51/150
40歳10.01/100
41歳12.51/80
42歳16.51/60
43歳20.01/50
44歳25.01/40

高年初産とは、35歳以上の初めてのお産を言います。年齢にかかわらず初めてのお産を「初産」といい、回数にかかわらず35歳以上のお産を「高年出産」「高齢出産」と呼んでいます。

出産は年齢と共にリスクが高くなる傾向があり、また初産婦は経産婦(出産経験がある妊婦さん)よりお産のリスクが高いとされます。そのため日本産科婦人科学会では35歳以上の初産婦を「高齢初産婦」と定義しています。

高年初産で1番心配されるのは染色体異常、ダウン症の確率かもしれません。ダウン症の赤ちゃんが生まれる確率は、20歳なら10000分の1、35歳なら1000分の3、40歳になると100分の1程度と言われています。(表は日本母性保護産婦人科医会の周産期と遺伝:ダウン症出産の危険率)

しかし高年初産の「35歳以上」という線引きは今後に論議されるべき問題でしょう。出産のリスクは35歳からいきなり増えるわけではなく、また高年初産という言葉の存在自体がこれから赤ちゃんを産む人に不安を与えているからです。

そもそも初めて子供を授かろうとしている35歳以上の女性にとって、最大のリスクは「妊娠できないかもしれない」ということなのです。妊娠中にダウン症の予防はできませんが、より注意深い体重管理や食生活、また医師による慎重な監視によって安全なお産に臨むことはできるはずです。

もともとリスクがないお産など存在しません。高年初産の人がそうでない人と、なにか特別に違っているわけではないのです。医学の進歩とともに高年初産でもより安全に赤ちゃんを授かれる可能性が増えたことを付け加えておきます。

初産は、ういざん、しょさん(しょざん)、はつざん、と3つの読み方がありますが、会話の中では「ういざん」と使われることが多いようです。英語では「ones first childbirth」。



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