陣痛に役立つマタニティヨガ

マタニティヨガのポーズの中には、出産時の陣痛の痛みのがしに使えるポーズもあります。陣痛の痛みを和らげる方法はポーズだけではなく、マッサージや音楽も挙げられます。陣痛の痛みを和らげる方法は人それぞれですが、もしも体勢を変えて痛みを和らげたいという時は、マタニティヨガのポーズが役立ちます。

陣痛の痛みは和らげることはできても、残念ながら痛みを消すことはできません。しかしこの陣痛の痛みは子宮の収縮と共に、赤ちゃんが産道を動いている証拠なのです。

陣痛の痛みは転倒して怪我をした時の痛みとは全く違います。痛くて歩けず立ちすくむこともあります。マタニティヨガのポーズは動き回らずにその場で行うので、陣痛があっても比較的トライしやすいのです。

痛みで気持ちが高揚しやすい時も、マタニティヨガのゆったりとした動きと呼吸で落ち着く効果も期待できます。

陣痛が始まると、痛みで呼吸が荒くなりがちです。産院で指導される呼吸法と一緒に、ゆったりとした気分で行うマタニティヨガの呼吸法も試してみましょう。陣痛の間隔が狭くなる程、お産も進行して母体は疲労が溜まります。時にはゆったりとした気持ちを思い出して、陣痛を乗り切りましょう。

陣痛が始まったら腹式呼吸でカパーラ・パーティー

陣痛が始まったが間隔が開いている為、未だ分娩室には入れない時は腹式呼吸をおさらいしながらマタニティヨガの「カパーラ・パーティー」というポーズが役立ちます。

カパーラ・パーティーのポーズはマタニティヨガだけではなく、産後の通常のヨガでも取り入れることができます。整った呼吸とリラックス効果が期待できます。

マタニティヨガのカパーラ・パーティーのポーズは、背筋をのばしてあごをひいた状態で、あぐらをかきます。もしも辛い時は、できる範囲で取り組みます。無理をして完璧なポーズをとるよりも、できる範囲でストレスの無いポーズをとりましょう。

陣痛の痛みで気が動転してくると、背中を丸めて腹部を圧迫してしまうこともあります。なるべく背筋は伸ばすように気を付け、疲れる時は背もたれにクッションや枕を使ったり、壁にもたれてスタートします。

もしも腰が痛い時は、腰や背中にクッションや枕をあてます。腕は、あぐらをかいている膝のうえに手の甲が乗るように、手のひらを上にしてかるく置きます。この時、親指と人差し指で輪っかを作ります。腕と指には力を入れず、脱力気味で行うとリラックスします。(イラスト図)

カパーラ・パーティー

顔は正面を向いて、あごが突き出ないように軽くひきます。口よりも鼻を使って呼吸します。鼻から「ふっふっ」と小刻みに息を吐き出します。

「ふーっ」と大きく吐きだすのではなく、リズミカルに細かく息を吐き出すイメージです。陣痛の痛みも小刻みに吐き出してしまう気持ちで行うと、スッキリします。

カパーラ・パーティーの可能な時期

マタニティヨガとしてカパーラ・パーティーを行うことは妊娠中期の安定期から出産、また産後も可能です。一般的には妊娠中期からゆっくり始めることができますが、つわりや不調が続く時は行うことができません。

妊娠中期から出産までは産院でも、ヨガを含むマタニティ体操を取り入れている場合があります。1人で不安な時は、最初は産科の催しで体験してみましょう。

マタニティヨガを行う時は個人の体調に合わせて無理なく行います。具合が悪くなった時は、すぐに止めて産科に相談することを忘れないでください。






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