婦人科の検査内容

問診

来院理由、出産経験、流産経験、人工中絶経験、過去の手術、大きな病気、アレルギー、最終月経などを記入します。その他にもたばこやお酒、夫婦生活の頻度などを書く場合もあります。

問診のポイント

過去の経験を書き忘れたり、偽って書いてしまう人がいます。医師はこのデータをもとに、これからの治療を判断するので正直に分かりやすく書きます。

一般検査

採血

貧血や肝機能や性感染症などを調べます。腕まくりしやすい服がお勧めです。

血圧測定

シャツをまくり血圧を測定します。緊張気味だと高血圧になることもあるので慌てずに。

体重測定

太りすぎややせすぎのときは、排卵を整えるために医師から指導を受ける場合もあります。

尿検査

血糖値や尿タンパク、ホルモンの分泌などが調べられます。排卵前や排卵後など今後も必要な検査です。

基礎体温とカウンセリング

排卵障害や黄体機能不全の疑いがないか、また夫婦生活のタイミングが間違っていないかなどをチェックします。

カウンセリングのポイント

「こんなことまで?」とも思える、夫婦生活や家庭の事情を詳しく聞かれる場合もあります。初めてのことで、ついついありきたりな返事を返してしまいますが、ここで不安なことや悩みを吐き出すことで今後の治療方法が変わる場合もあります。

視診

体型や陰毛、性器の形やおりものの状態などを見ることによって、ホルモン分泌や炎症やびらんなどがわかります。

内診

医師が膣に指や器具を使って子宮のかたさや大きさを調べます。内診台という特殊な診察台にのって診察を受けます。おなかの辺りをカーテンで区切られるので、医師を目を合わせないで済みます。

内診台

まず外陰部に炎症などがないか視診し、次に片方の手の指を膣に入れ、もう片方の手でおなかの上から圧迫したりします。

膣鏡(ちつきょう)と呼ばれる鳥のくちばしのような器具で膣を軽く広げて診察する事もあります。時間にすればわずかに1~2分で済みます。軽く痛みを感じることもあります。

内診で分かること

子宮の位置や大きさやかたさ、腫れなど。子宮筋腫や卵巣腫瘍、子宮内膜症などの有無が分かります。

内診のポイント

服装は下着を脱ぎやすいスカート、靴下がベスト。ジーパンやストッキングなどはやめます。カーテンで区切られているので医師が何をしてるのか不安になる場合もあります。そんなときは積極的に話しかけてもいいでしょう。検査の後、軽く出血する場合もあるのでナプキンを持っていくと安心です。

内診台に乗ったらリラックスできるように深呼吸をします。緊張しておなかに力が入ってしまうと正確な診察ができなかったり痛みを感じることがあります。歯を食いしばらないように口をあけてゆっくり息を吸うと力が抜けます。

超音波検査

経膣プローブという棒状の超音波器具で子宮の内部をチェックします。モニターの画像で子宮や卵巣の状態をチェックできます。またタイミング指導に大切な卵胞の成熟度を確認できます。

超音波検査で分かること

卵胞の成熟度、子宮や卵巣のトラブル、子宮筋腫、子宮ポリープ、卵巣脳腫、多嚢胞性卵巣などが分かります。

超音波検査のポイント

検査をモニターで一緒に確認出きるので、内診ほど緊張はしないでしょう。内診と同じ様に力を抜いた方が痛みも感じないし、検査がスムースに進みます。超音波検査でも積極的に質問しましょう。検査は数分で終わります。

ホルモン検査

低温期、排卵期、高温期にそれぞれ採血してホルモン値を測定します。

  • 低温期 FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)、PRL(プロラクチン)
  • 排卵期 E2(エストラジオール)
  • 高温期 P(プロゲステロン)

もっと詳しく知りたい方は→ 不妊検査一覧