頭皮の血行マッサージのやり方

妊婦の髪を健康にたもつ頭皮のマッサージ方法を、わかりやすく説明します。妊娠中は抜け毛が増えたり、髪そのものが細く弱くなることがあります。頭皮の血行促進で妊婦の抜け毛を減らしましょう。

※妊娠初期は母体も赤ちゃんも安定しない時期なので、頭皮マッサージはおすすめしません。安定期に入ってから、医師の許可を得て行いましょう。体調の良い日を選んで試してください。

頭皮マッサージの効果

頭皮マッサージ

妊娠中に気になる抜け毛意外にも、頭皮が健康になるとメリットがたくさんあります。

・リラックスできる。
・不眠改善。
・頭痛やだるい気分が軽減される。

・毛先まで栄養・水分が届く。
・冷たい頭皮が暖かくなる。
・頭皮汚れを浮かせて取りやすくする。
・硬い頭皮が柔らかくなって血行促進。

・髪にコシを与える。
・抜け毛を予防。
・髪を丈夫にする。
・疲れ目や肩凝りの改善。

妊娠中は特に、抜け毛や毛髪の弱くなるトラブルがあります。妊娠・出産期間中はトリートメントなどで外部から補修するとともに、地肌そのものを健康に保つことが、より大切な時期です。

ちなみに妊娠中の抜け毛ダメージはホルモン変化が影響しているので、今後ずっと続くわけではありません。ただホルモンが変われば、肌質や頭皮の状態も変わるので、健康な髪だった人ももう一度、自分の頭皮や髪をチェックしてください。

頭皮マッサージの前に

マッサージの前にチェックしてください。

つわりや腹痛、出血異常はない?・・・体調第一です。少しでも不調なときや疲労が溜まっているときはマッサージは控えましょう。

爪は長すぎない?・・・爪のカットが長すぎたり、尖っていると頭皮を傷つけやすくなります。ちょっと注意して頭皮にあてるようにしましょう。

頭皮に傷はない?・・・頭皮に傷やかさぶた、湿疹がある場合はマッサージを控えます。触ったり刺激することで悪化を招かないように気をつけます。

お腹は張っていない?・・・妊娠中は頭皮のマッサージをするとリラックスできる反面、腹部に刺激を与えてしまうこともあります。お腹が張っているときは控えましょう。マッサージ中にお腹が張ったときも中断して休んでください。

あると便利なアイテム

椿油(ツバキ油)・・・もしもなめらかにマッサージをしたいとき、頭皮の乾燥がめだつときは椿油がおすすめです。椿油は皮脂と同じくオレイン酸を含んでいるので自然になじみます。

蒸しタオル・・・頭皮のマッサージをすると血行がよくなります。頭皮に流れる血流は、首を通って体に戻っていきます。首を蒸しタオルで温めてからマッサージしてみましょう。脳がシャキッとするのがわかります。

頭皮マッサージ器・・・ネイルをしている人に便利です。独自の振動で頭皮マッサージする器具は、やさしく頭皮にあてることがポイントです。地肌にあたる部分は丸みのあるものを選びましょう。

天然毛のブラシ・・・後頭部や手の届きにくい場所に便利です。猪毛や豚毛に椿油を少しつけて毛先をとかすと、まとまりやすくなります。

簡単な頭皮マッサージのやり方

マッサージ

イラストのように、マッサージをします。ゆっくり焦らず指の腹をつかいましょう。妊婦さんは、お腹がラクな姿勢にしてくださいね。

頭皮のマッサージをツボの特徴をまじえて、やさしく説明します。ツボの名前は難しく聞こえますが、場所さえわかれば簡単です。

1)前髪から百会まで

百会のツボ

前髪の生え際に指の腹をあててください。そのまま、指の腹を、頭のちょうどてっぺんまで移動させます。

頭のてっぺんは百会(ひゃくえ)というツボがある場所です。だから最後まで指の腹を離さないでください。百会まで移動したらそのまま指の腹で頭皮をもみます。

百会の場所は、正確には目と目の中間から頭頂部へむかう線と、耳を前方に折ったときの最も高い位置から頭頂部へむけた線が交わるところだと言われています。

百会は自律神経と繋がっているので、リラックス効果や体全体を整える効果があります。

前髪の生え際から百会にむかう途中も、いくつかの頭痛に効果的なツボがあります。ちょっとイライラしているときはおすすめです。

2)後頭部生え際の点中

点中と風池

点中(てんちゅう)から、百会(ひゃくえ)の方向にむかって、下から上にマッサージしましょう。

後頭部の首のあたり、襟足の生え際には点中(てんちゅう)というツボがあります。ブラシを使うと便利です。

点中にブラシをあてて、そのまま髪を逆毛をたてるように上にとかします。頭を下げたほうがラクです。

点中は肩こり、首の疲れに効果的です。首と肩、は頭皮へ向かってくる血液が通る関所です。ここが詰っていたら、頭皮に新鮮な栄養成分が届きません。

3)頭維から角孫

頭維と角孫

こめかみ付近の頭維(ずい)から、耳の上の角孫(かくそん)まで左右同時に、ゆっくりマッサージしましょう。

頭維(ずい)は、こめかみ近くです。こめかみから斜め後ろに1cmほどの場所です。指で押しながら確認してください。頭維は毛髪発育や目の疲れに効果的なツボです。

角孫(かくそん)は耳の上辺りの地肌で、ちょっとへこんでいる部分です。ちょうど①で説明した「耳を前方に折ったときの最も高い位置」にあたる地肌部分です。角孫は耳の調子を整えるほか、血行促進や抜け毛予防に効果的です。

時間があるときは、角孫を通り越して後頭部の横までマッサージしてしまいましょう。後頭部の生え際の中心は点中(てんちゅう)ですが、もう少し左右によって角部分が風池(ふうち)まで指をすべらせます。

風池は後ろ首の大きな筋のあたり、首筋のへこんでいる部分の生え際です。ここは血行促進が期待できるツボです。





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