抜け毛の原因

女性にとって心配な抜け毛の仕組み、抜け毛が発生するタイミング、毛髪のライフサイクルについてやさしく説明しています。育毛効果が期待できる時期、女性の抜け毛を加速させる生活習慣についても考えました。

毛髪の一生

毛髪サイクル

寿命がきて髪が抜けるのなら、それは健康的な抜け毛でしょう。髪の一生を毛周期(もうしゅうき)と呼びます。

女性の毛周期は3~6年です。かなり大きな範囲ですが、生活環境や体調によって変わります。病気や投薬でもう少し周期が早まることもありますが、それでも毎日抜けていく毛髪は、何年も頭皮から生えているのです。

毛周期という髪のライフサイクルは3つにわけることができます。「成長期」「退行期(たいこうき)」「休止期(きゅうしき)」です。

毛髪の成長期とは、その名の通り髪がぐんぐん伸びる時期です。毛髪が頭皮の下の毛根(もうこん)としっかりくっついていて、髪に栄養を送りながら伸びていきます。成長期が毛周期のほとんどを占めていて、およそ2~5年ほど成長気が続きます。

次に退行期です。退行期は、毛髪の成長が徐々にスローペースになって、髪の根っこから毛細血管を介して届く栄養分を受けて活動している毛母細胞(もうぼさいぼう)が、やがて分裂をとめて、髪の根っこから離れ始めます。退行期は成長期と比べるととても短く数週間です。

最後に休止期です。毛母細胞が活動を止めたことで、髪には新しい栄養成分が行き渡らなくなります。そのため髪は成長せず、抜け毛となる毛髪も出てきます。休止期は数ヶ月間です。だから毎日休止期に突入している毛髪があるのです。

この3周期をまとめると、毛髪は成長期に時間をかけてぐんぐん伸びて硬く丈夫になります。長い成長のあとで、急に栄養補給が停止します。そこからは数ヶ月で成長せずに抜け毛となり始めるということです。

ということは、髪の寿命を伸ばすには健康的な成長期を保つことです。

抜け毛のあとの発毛期

毛周期と呼ばれる3周期には加えていませんが、抜け毛のあとには発毛期(はつもうき)が訪れます。新しい毛髪が生えるのです。

新しい毛髪が生えるためには根っことなる毛根と毛穴が必要です。そのたびに毛穴が作られているのではありません。

新しく生える毛髪の場所は、抜け毛となってしまった毛髪の使っていた毛穴です。だから、髪が抜けても頭皮はすでに次の発毛準備を始めているのです。

抜け毛を見つけたら、その毛髪に届くはずの栄養は新たな発毛に使われていると考えてください。ところが、頭皮の環境や栄養に問題があると発毛準備が進まず、ただ抜け毛があるだけになってしまいます。

抜け毛があると髪の量が心配です。抜け毛の量が多いほど毛髪環境が気になってしまいます。

でも抜け毛があるときこそ、ガッカリしてはいられません。次の発毛期と成長期に向けて、頭皮の健康を再チェックするときです。

育毛ヘアケアの有効な時期

抜けてしまう毛髪は、もう栄養成分が届いていない髪です。抜けていない毛髪はまだ栄養成分が届いています。

私たちはブラッシングやシャンプーの度に、抜けてしまう髪の毛をくい止めたくなります。でも、すでにヘアサイクルの退行期では、栄養を受け取って毛髪内で活動する毛母細胞が活動を止めてしまっているから新たに栄養を加えることができません。

それよりも、成長期の毛髪に栄養成分を定期的に送り届け、成長期をマックス期間継続させることに集中してみましょう。結果的には、成長期を伸ばすことで毛髪1本の寿命を伸ばすことができます。

そう考えると、育毛対策や髪の成長について気を遣うのは、髪が弱って抜けそうになってからでは遅いとわかります。健康な成長期の髪にこそ、育毛ヘアケアがよりいっそう有効です。

抜け毛を招く生活習慣

ダメージヘア

毛髪の一生は毛周期というライフサイクルに沿っていると説明しましたが、あるとき毛周期に関係なく抜けてしまうトラブルがおこります。

以下の生活習慣が、毛周期に関係なく抜け毛をひきおこす可能性があります。

・偏った栄養摂取、時間がバラバラの食生活。
・シャンプーやトリートメントが地肌に残る。
・無理矢理ブラッシングで髪をひっぱる。
・不眠や睡眠障害、睡眠不足。
・過度なストレスやイライラ。
・病気や薬による副作用。
・頭皮環境が悪い。
・毛髪ケアをしていない。

病気や薬の副作用は防ぎようのないことですが、他はどうでしょうか?抜け毛を予防するなら生活習慣にも気をつけて、髪を長生きさせましょう。

丸抜け毛をまねく10の習慣はこちら→






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