今回の体外受精での採卵数は?


体外受精を成功させるには「卵巣の機能が十分である」ということが最も関係してきます。体外受精の成功率は加齢によって低下することはもちろん、年齢が若くても卵巣の機能(予備能)が低下していると十分に採卵が出来ないことがあります。

卵巣の機能を調べる方法として、月経周期の3日目に超音波診断によって卵巣内に卵胞が複数確認できるかを確かめる方法があります。このときに小卵胞が認められないと、卵巣機能は低下しており採卵数も少なくなることが考えられます。

また3日目の血中FSHレベルが8mIU/ml以上あると妊娠の確率は低下し、15mIU/ml以上あると「妊娠はあまり望めない」と考えられています。

体外受精を受ける人にとって採卵数はとても気になります。たくさん採卵できれば凍結胚にすることも可能で、凍結胚があるあいだは何度も移植することが可能になるからです。

ただし質のいい卵子を採卵することを目標に、過剰な採卵をおこなわない病院もあります。このあたりは各施設によっても方針や違いがあり、一概にどちらがいいと結論付けるべきではないかもしれません。

また凍結胚は新鮮胚よりも妊娠の確率が高いというデータもあるようです。これは良好胚(胚盤胞など、すでに体外で培養)を凍結することによって、凍結融解胚移植時(BT)に妊娠の確率が高くなると考えられています。



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