漢方薬 周期療法

漢方による周期療法とは、からだに優しく、より自然な方法として最も注目を浴びている不妊治療です。

*主な参考文献:赤ちゃんを産みたい!

周期療法とは?

簡単に言えば、月経のサイクルによって服用する漢方薬を変える治療法です。

周期療法とは西洋医学(現代医学)と中医学の考え方を、合わせたものです。西洋医学から見た、「月経周期」に中医学である漢方を使用することにより、自然な妊娠を目指します。

月経と周期療法

月経期

不用になった子宮内膜が剥がれ落ちて子宮内がキレイに掃除されます。赤ちゃんの卵(原始卵胞)が選択される時期です。

漢方薬

  • 冠元顆粒 (かんげんかりゅう)
  • 星火逍遥丸(せいかしょうようがん)

新しい内膜を再生するために、これまでの粘膜層をすべて月経として排出します。漢方の周期療法では、血行を促進する活血薬と子宮の筋肉や、血管の運動リズムをスムーズにする理気薬を使用します。

卵胞期

出血が止まり、赤ちゃんの新しいベッド(内膜)を作り始めます。卵巣内では1つの卵胞が成熟する時期です。

漢方薬

  • 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
  • 杞菊地黄丸(こぎくぢおうがん)

卵胞が成熟して新しい粘膜層を再生、増殖しはじめます。漢方の周期療法では、子宮と卵巣に栄養素やホルモンをたっぷり供給することが大切で、補血薬と滋陰(からだをうるおす)薬を使用します。

排卵期

卵巣内の成熟した卵胞から卵(卵子)が排出されます。体温はここから高温期になり内膜もさらに増殖する時期です。

漢方薬

  • 冠元顆粒 (かんげんかりゅう)
  • 星火逍遥丸(せいかしょうようがん)

卵(卵子)が卵胞の皮を破って排卵されます。残された卵胞は黄体化して黄体ホルモンを分泌するようになります。漢方の周期療法では、ホルモンバランスを整え速やかに、排卵、黄体化へとつなげるために活血薬と理気薬を使用します。

黄体期

子宮内膜は妊娠のための準備を終え、赤ちゃんの着床を待つ時期です。受精卵が着床しないと子宮内膜が剥がれ始めて、月経が始まります。

漢方薬

  • 至宝三鞭丸(しほうさんべんがん)
  • 参茸補血丸(さんじょうほけつがん)

黄体ホルモンが分泌され体温は高温を示します。受精卵の着床のための準備を整え、よく言われる「フカフカのベッド」が用意されます。漢方の周期療法では、安定した高温期の維持を助ける補陽薬を使用します。






関連イメージ