妊婦健診の記録、出産1日目

妊婦健診の記録で40wになったゆりさん(仮名)は、陣痛促進剤による出産のため入院しました。ところが1日目は陣痛がくるものの子宮口が開かず出産に至りませんでした。

前日に入院

妊娠10ヶ月陣痛促進剤を使う前日の12月23日午後2時に入院しました。病院では、当日は祝日で通常診療がお休みだったので夜間緊急窓口で、入院用の書類を提出しました。書類は妊娠32wに受け取っていました。

入院用の書類には名前や住所のほかに、職業や緊急連絡先なども記入しました。入院時の身元引受人も必要で、ゆりさんの父親と赤ちゃんのパパの連名にしました。身元引受人は住所や連絡先も記入が必要でした。

病棟へ移動して、体重と身長をはかりました。病棟では家族構成やアレルギー・病歴の有無を記入した用紙を提出しました。簡単な病棟案内のあと病室に移動しました。翌日の分娩室に移動してからの流れを説明してもらいましたが、陣痛促進剤を使用するのも初めてなので予想ができませんでした。

陣痛促進剤の処置前日は夕方にシャワーをつかうことができます。夕食は妊婦用メニューで、結果的にゆりさんは、このときシャワーを浴びてしっかり食べておいてよかったと思ったそうです。

夕食後、処置室で先生にエコーを見てもらいました。赤ちゃんの大きさを約3700gと言われて驚きました。夜はお腹も苦しく、0時過ぎにやっと眠りました。

当日の朝

入院バッグ陣痛促進剤の処置をする当日12月24日は、朝6時に助産師さんが病室にきました。お産で使用したいもの、産後すぐに使いたい産褥ショーツや着替えを持って分娩室に移動しました。

分娩室への荷物は大きなトートバッグにまとめて、他の着替えなどは鍵付きのスーツケースにいれて病室に置いていきました。陣痛促進剤から出産まで、長時間になることもあるので飲みものも用意しました。トートバッグは何でもすぐに取り出せるように、画像のように口の開きやすいタイプにしました。

前日に簡単な説明はありましたが、ゆりさんは初めての出産なので、持ってきたものがどのタイミングで使用するのかわからず困りました。どこまで分娩室にもっていくべきか迷い、再度質問してパジャマの着替えを病室に取りに戻りました。初産婦にはすぐ必要なもの、病室に戻ってからで大丈夫なものの判断がつかないので指示書がほしかったです。

モニターで心拍確認

nst分娩室に移動して、産褥ショーツと分娩着に着替えました。朝6時半頃、ベッドに横になり、お腹に器具をつけてモニターで赤ちゃんの心拍数と血圧をはかりました。30分計測しました。この時点では定期的に張りがあるけれど痛みはありません。

陣痛促進剤は点滴でいれるので、すぐに始めることができるように左腕に点滴針をさしました。その状態でエコー、赤ちゃんは元気だと言われて安心しました。そのあと再度モニターを開始。モニターはこのあとずっとつけっぱなしでした。

朝食は9時頃で、普通の妊婦用メニューでした。食後に担当医から「子宮口がまだ1㎝だから長引く、3~4㎝までいけばいいほう」だと説明をうけて、ゆりさんはすぐに出産できると思っていたので長期戦になることが心配になりました。

促進剤開始

朝9半から、先にさしておいた点滴から促進剤を入れました。赤ちゃんは活発で胎動があり、お腹をグリグリ蹴っているようでした。お腹の張りも定期的にあって、促進剤からの症状はなにも感じませんでした。

助産師さんからは「午後からだんだん効いてきて、話すのもつらくなることがある」とアドバイスをもらいました。

促進剤を開始して1時間後、朝10時半頃に内診がありました。ゆりさんは、とても痛かったことしか覚えてないそうです。内診後は陣痛促進剤を強めました。少し下腹部が痛くなるものの、助産師さんとも話すことはできました。

朝11時半に2回目の内診がありました。1回目が痛かったので抵抗がありましたが、「朝よりも子宮口が柔らかいので、あとは赤ちゃんの頭がおりてきて子宮口がひらくのを待ちましょう」との診断に、問題なく進んでいると安心しました。

昼過ぎから変化

昼12時になり、分娩室で昼食をとりました。妊婦用の普通食で食欲はありました。寝ているときよりも座っているほうが腰がラクで、食べているときに下腹部がジワーッと痛くなりました。トイレは点滴をしたまま、付き添ってもらい分娩室内のトイレに移動しました。体を動かすことは大変ではありませんでした。

昼食後12時半から薬を強くしました。10ミリずつ増やしているようでした。13時頃から下腹部の痛みが強まりました。湯たんぽを腰にあてて、持参したアロマを焚いてもらいました。アロマは病院側から提案され、オイルも病院が準備してくれました。

目もあけられない激痛

午後1時半からは、午前中の説明通りに目も開けられないほどの激痛が走りました。尾てい骨周辺や腰をさすってもらって過ごしました。話し声は聞こえるし理解はできたけれど声を出す余裕もなく、自分から話したくない気分でした。

陣痛促進剤の痛みは、胃痛で胃液がこみあげてくる感じで、痛みは下腹部だけではなくお腹全体に広がりました。

お腹の痛みは、定期的に痛みがくるのではなくずっと痛みがあって、時折ピークが訪れる陣痛のリズムでした。ピークがくると、お腹がズキズキ強く痛みました。横を向いているほうが痛みを逃しやすかったそうです。

陣痛促進剤の副作用

陣痛促進剤の副作用か、夕方に嘔吐しました。その前から気持ち悪い症状があって訴えていましたが、本当に我慢できなくなってしまいました。ゆりさんは、声をだすのも難しくて助産師さんに伝えることもつらかったです。大声は出せずに、小声で短く話す程度です。

子宮口が開かず終了

夕方4時過ぎ、嘔吐のあとに内診があって陣痛促進剤を終えました。最終的な子宮口の開きは3㎝で出産に至りませんでした。促進剤が終わっても体内に残っているため、しばらくは重たい腹痛が続きました。

夕方6時頃には、普通に話したり座ることができました。この日の夕食は、食欲がなく疲れて少ししか食べることができませんでした。腹痛で歩けなかったので夜10時ころまで分娩室で様子をみながら過ごしました。

ゆりさんは初産ではじめての陣痛促進剤でしたが、予想以上に体力を使い、痛みも怪我などとは全く異なるもので汗もびっしょりかきました。汗をふく余裕もなく午後は時間経過もわからないほどでした。夜もシャワーを浴びたり体を拭く気力は出なかったそうです。

陣痛促進剤初日の夜は、陣痛の痛みがずっと続いて眠ることができませんでした。陣痛間隔は7~8分になったり5分になったり定まりませんでした。

分娩室への移動も提案されましたが、1日腰や背中が痛かったので、病室のベッドのほうがやわらかく休みやすいと思い移動はしませんでした。体はつかれましたが筋肉痛はありませんでした。

丸次回出産2日目

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