子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)

子宮内膜症とは、本来なら子宮の内側をおおっている組織が、子宮の外側に増殖してしまう病気です。子宮内膜はエストロゲンやプロゲステロンの作用によって、厚くなったり剥がれ落ちたり(生理)しますが、子宮以外の増殖した内膜も、これと同じ現象が起こってしまいます。

子宮内膜症が発症しやすい場所は骨盤内の下腹部の、ダグラス窩、直腸、虫垂、膀胱などです。卵巣内に子宮内膜症が発症することも多く、逃げ場のない月経がドロドロに溜まってチョコレートのようになることから「チョコレート嚢胞」と呼ばれています。

月経がある女性の10人1人は「子宮内膜症」といわれていて、そして不妊原因の第1位がこの子宮内膜症です。子宮内膜症のことを、エンドメトリオージス(Endometriosis)と呼ぶこともあります。

子宮内膜症の発症は一般女性では5~10%の頻度なのに対して、不妊女性には20~40%の割合になるという報告があります。

子宮内膜症と関連した不妊用語

子宮内膜 子宮 エストロゲン プロゲステロン 卵巣 チョコレート嚢胞