クロミフェン(くろみふぇん)

クロミフェンとは、経口製(飲み薬)の「排卵誘発剤」の総合的な名称(一般名)をいいます。視床下部の脳下垂体に働きかけ卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促します。

クロミフェンで最も処方されている薬は「クロミッド」で、他にも、セロフェン、オリフェン、フェミロンなどの名前の薬がありますが、これらはどれも同様の効果を持ち、商品名によって薬の効き目に違いがあるわけではありません。

クロミフェンの効果は、排卵誘発率が70~80%程度となり、そのうち妊娠率は10~30%と考えられています。クロミフェンの副作用は、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の発症率は0.4~5%程度、双子などの多胎妊娠の確率は2~5%程度となっています。

またクロミフェンには、数周期以上に渡り連用すると、頸管粘液の減少、子宮内膜が薄くなると言った抗エストロゲン作用の副作用が起きることがあります。

クロミフェンと関連した不妊用語

排卵誘発剤 視床下部 下垂体 FSH LH クロミッド フェミロン セロフェン オリフェン スパクロミン セキソビット シクロフェニル OHSS 多胎妊娠 頸管粘液 子宮内膜 エストロゲン