朝の冷え症状対策

毎朝目が覚めるとひんやりした部屋に、さっそく体の筋肉をこわばらせていませんか?

これは指先やつまさきの血行が悪くて、体の内側から温まった状態ではないからです。つらい朝に感じる体の冷え症状を、わかりやすく紹介します。

どんな朝がつらい?

朝の冷え症状

寒い季節の朝は、どんなことで布団から離れたくないか、簡単にまとめました。どれも、もっと体がポカポカしていれば気にならないことばかりです。

このことからも、夜だけではなく朝も手足浴で指先やつま先を温めることをお勧めします。以下の項目に当てはまる時は、目覚めてからすぐに手足の冷えが改善されていないかもしれません。

・部屋がひんやりしていて、暖まるまで起きたくない。
・布団からでると寒さで体がこわばってしまう。
・キッチンが寒くて朝食の準備にとりかかれない。
・朝は寒くて肩に力が入って疲れてしまう。
・外に出ると、一歩一歩が自然と出てこない。

・就寝中た寝起きに足がつってしまう。
・目覚めると、ふくらはぎが硬い感じがする。
・朝から体がだるくて重たい気分になってしまう。
・指先やつま先を動かそうとすると硬い感じがする。
・指先やつま先が冷たくなっている。

朝は末端が冷えやすい

朝目覚めると、布団の中ではポカポカしていたはずなのに、起きた途端に体温が奪われるように寒さを感じることがあります。これは布団で温められていただけで、実際に体を動かしていたわけではないからです。

朝目覚めてから手の平や指先、足の裏やつま先を触ってみましょう。もしも冷たくて、肌が柔らかくない時は血行が悪くなっているのです。末端が冷えているということは、体の中で血液の循環が隅から隅まで行き渡っていない証拠です。

ヒーターや温かいコーヒーを淹れたマグカップを持つと、肌があたる部分がじんわりと温まります。でも、離れたらまた寒さを感じます。これは表面からしか温まっていないから。体の内側から温まれば、このポカポカ感をもっと持続できます。

足がつりやすい人は要注意

夜中や目覚めた時に、どちらかの足のふくらはぎが圧迫されたようにキューンとなるのは、足がつってしまう時です。気がついた時には、強い力で足を掴まれたように筋肉が硬く収縮された状態です。

足がつった時は、自分の意思で足を動かすことも困難です。そんな時、つってしまった足はあまりポカポカしていないものです。

足がつってしまう理由は人それぞれです。病気が原因の場合もあれば、運動不足や逆に運動しすぎて筋肉が疲労してもつってしまいます。栄養が偏ったり、特定の栄養素(ミネラル・ビタミン)が不足している、水分不足も原因です。

その中の1つが血行不良(けっこうふりょう)です。体の中の血液が循環していないと、筋肉が正常に作用できずに痙攣をおこしてしまうのです。この時の筋肉は硬く冷えています。筋肉を温めるためには、体の中から血行を改善することが効果的です。

肩に力をいれると凝りやすい

ストレッチ

朝のキッチンや洗面台はひんやりしていて、ついつい肩に力が入ってしまいます。肩に力を入れて首をすくめると、首の周囲はちょっと寒くなくなるように感じますが、筋肉を硬くしているのでとても疲れてしまいます。

冷えて肩に力を入れるのは、肩こりの原因になります。肩が緊張してリラックスできない状況では、血行も鈍ってしまうのです。

もっと掘り下げると、肩が凝ってしまう原因にリンパの詰まりがあります。リンパが詰ると、そこで血液が停滞してしまいます。血管の途中に老廃物というゴミが停滞してしまって、血液がサラサラと通れない状態です。

この状態で「寒い!」と肩に力を入れてしまうと、もともと老廃物で通路が狭くなっている血管をさらに収縮させてしまうのです。これでは、せっかく夜にストレッチをして首と肩をほぐしても、また朝から筋肉を緊張させてしまいます。

体の中からポカポカしてる?

朝がつらい人は、からだの表面だけでなく、体の中からポカポカするように心掛けてみましょう。具体的には血行をよくすることと、筋肉を緊張させないことです。

血行を良くする為には、朝から体を温める必要があります。車もエンジンをかけていないと暖まりません。同じように私たちの体も朝は起床してエンジンがかかったばかりなのです。エンジンのかかりを素早くするために、温浴や蒸しタオルで血行の流れを補助してあげましょう。

筋肉を緊張させないためには、筋肉をほぐしてあげると簡単です。就寝前のストレッチのように、ゆったりと筋肉をほぐすことができればベストですが、朝はなかなか時間が足りない人もいます。首や腕をリラックスして回すだけでも緊張がほぐれるので試してください。