夫婦のコミュニケーション

妊娠を考える時、女性側だけではどうにもならない問題が沢山あります。パートナーと気持ちを確認して、夫婦で子どもを考えることが理想です。赤ちゃんを授かりたい気持ちに、温度差を感じたら、夫婦のコミュニケーションを見直すチャンスです。

せっかく妊活するなら夫婦で協力して愛情を育みながら、前向きになりたいものです。だからといって夫婦のコミュニケーションをとるために、毎日気を遣ったり、意識していたら気が持ちません。相手をおだてたり、機嫌をとる必要もありません。

相手の気持ちを考えて、お互いが穏やかに落ち着いて話すことができるように考えてみましょう。お互いを思いやる気持ちが、夫婦のコミュニケーション発展のコツです。

言葉にしないと伝わらない

夫婦のコミュニケーション

「妊娠したい」と漠然と考えている場合、もっと自分の気持ちを伝えることも必要です。パートナーに対して「子どもが欲しいという私の気持ちは伝わっているはずだから」と思っていませんか?

伝わっているはず、わかっているはずという信用にも似た曖昧な確証は、ちょっとしたコミュニケーションのすれ違いの始まりです。赤ちゃんをほしい気持ちに温度差が生じます。

自分では子どもが欲しい気持ちが「今すぐにでも妊娠したい」という気持ちだったとしても。ただ「子どもが欲しい」としか伝わっていない可能性があります。

もしかして、パートナーは「妊娠したいとは言っているが、早急な話ではないようだ」ととらえているかもしれません。

ささいな伝達ミスで、妊娠したい気持ちに温度差を作るよりも、妊娠出産を2人の問題として話し合っていく方向に軌道修正してみましょう。

解っていることでも「あなたと私の赤ちゃんが欲しい」と言葉にしてください。気持ちでは解っていても言葉に出すことで、より、妊娠出産が2人の問題だと伝わります。

仕事をしている人は、妊娠するために仕事をセーブするか、出産後のために仕事はまだ続けたいのかもはっきり伝えておくと勘違いされません。

いつまでも共働きではなく、妊娠出産で仕事をセーブしたり休む予定を考えていることを伝えると、出産計画を現実的に考えるきっかけにもなります。

漠然と「赤ちゃんを産みたい」「子どものいる家庭を作りたい」という気持ちが同じというだけでは、お互いの歩調がバラバラになりがちです。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、妊娠出産の計画を言葉にだしてみてください。

自己満足な説得はNG

言葉にしないと始まらないとはいえ、言葉のニュアンスや話し方で、パートナーが受け取る印象も変わります。

例えば、パートナーとの間に赤ちゃんをもうけたい女性が、35歳を区切りにしているため、1度病院に相談したいと考えているとします。

まず「あなたとの赤ちゃんを産んで、育てていきたいから病院に行きたいと思っているの」と話したとします。相手にしてみれば、2人の子どもを授かりたい気持ちで病院に行きたいんだと感じます。

でも、同じ気持ちを伝えるにも「35歳までには赤ちゃんがほしいのに、まだ妊娠できないから病院に行くしかないわ」と話すと、ちょっと聞き手への印象が変わります。

まるで妊娠できないことを責めているような、焦っているような、仕方が無いから病院に行くという雰囲気が伝わってしまいます。これでは、相手も何度も聞きたくないと思ってしまいます。

同じ気持ちと目的を伝えているのに、ニュアンス1つで男性の自尊心を傷つけたり、嫌味に聞こえてしまいます。

どうして妊娠出産のことをパートナーに伝えるのか、自分が気持ちを整理したいだけなのか、相手にも一緒に考えてほしいからなのか、自分が何を1番伝えたいのか考えてみましょう。1番伝えたいことを解ってもらえるような言葉を選んでください。

要求よりも歩み寄り

排卵日

計画的な妊娠をするためには、女性側も男性側も努力歩み寄りが必要です。

例えば、排卵日や仲良ししたい期間はお互いに予定を空けることが理想です。でも、仕事や友達付き合いでなかなか早く帰宅できないこともあります。

女性側にしてみれば、排卵日を把握してスケジュールをたてているので、待ちくたびれてしまうこともあります。まるでチャンスを無駄にされたような気分になるかもしれません。

そんな時に「どうして早く帰ってきてくれなかったの、排卵日なのに!」と思うままに言ってしまいそうになります。ここはグッとこらえて、気持ちを落ち着かせてから話しましょう。

相手は排卵日に必要なモノ扱いされているように感じたり、排卵日以外は必要とされていないのかと勘違いしてしまいます。

排卵日付近で毎日早い帰宅が大変なら、そのうちの何日は帰宅できるか、歩み寄ってみましょう。妊娠したい気持ちを押しつけすぎると、早い帰宅と仲良しが義務になってしまいます。