月経周期と異常

Menstrual cycle

女性の体は毎月決まったサイクルでホルモンが分泌され、このサイクルを月経周期と呼びます。

月経周期は自分の調子を判断できるバロメーターで、「精神的不安」や「肉体的疲労」、「生活リズムの乱れ」などで簡単に影響してしまいます。

1回の月経周期は、生理が始まった日から次の生理が始まる日までを指し、通常の女性ですと28日前後になります。

基礎体温では低温相と高温相の2つの曲線にわかれ、妊娠すると生理は止まり、その後も高温相が続くことになります。

月経周期に異常があるときは要注意です。以下の症状が2ヶ月以上続くようなら、何らかのトラブルが起こっている可能性があります。

月経異常は体からのSOSのサインと受け止めて、婦人科で受診をして自分の体の状態をよく確認してください。

正常月経の目安

  • 排卵があること
  • 月経周期 25~38日
  • 生理の長さ 3~7日
  • 生理の量 50~120ml

月経異常と症状

頻発月経(ひんぱつげっけい)

頻発月経とは周期が24日以下のことをといいます。1ヶ月に生理が2~3回あり、「無排卵」や「黄体機能不全」が疑われます。出血があっても無排卵や不正出血のことが多く、高温期が極端に短い傾向があります。

稀発月経(きはつげっけい)

稀発月経とは周期が39日以上のことをといいます。過去に不規則な生活や、無理なダイエットを経験している人が多く、また婦人科系のトラブル(無排卵を含む)を伴っている場合もあります。

過多、過長月経

生理の出血量が異常(150ml以上)に多いことを過多月経といい、8日以上続くことを過長月経といいます。

大量の出血にレバーのような塊が混じっていたり、少量の出血がダラダラと続くときもあります。どちらも子宮筋腫や子宮内膜症、黄体機能不全などが疑われます。

過少、過短月経

生理の出血が極端に少ないことを過少月経と言い、2日以内で終わってしまうことを過短月経といいます。

原因としては、子宮発育不全や卵巣機能不全、甲状腺機能の低下などが考えられ、流産や人工中絶を繰り返した人もなりやすいようです。

また出産後に一時的に出血量が少なくなることがありますが、数ヶ月でもとに戻るので心配は要りません。

原発性無月経

18歳以上に成長しても、初潮がこないことを原発性無月経といいます。その原因のほとんどは先天性のもので、「性染色体の異常」「性腺機能障害」「卵巣、子宮、膣などの発育不全」などがあります。

続発性無月経

稀発月経よりさらに長く、月経が3ヶ月以上来ないことを続発性無月経といいます。原因としては心因的なものや極度のストレス、無理なダイエットなどが考えられます。

続発性無月経はそのまま放置していると卵巣機能がますます低下し、将来子供を望んだときに不妊の原因になる可能性が高まります。




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